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春高バレー3年ぶりV目指す九州文化学園 胸に刻む元女子代表司令塔の教え

ロンドン五輪銅メダルメンバーの竹下佳江さんから直接指導を受ける機会を得た高校バレーボール界屈指の名門校。その貴重な場で指摘されたのは基本中の基本とも言える部分だった――。

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昨年末に竹下佳江さんが直接指導、「今やっていることを信じてほしい」

 ロンドン五輪銅メダルメンバーの竹下佳江さんから直接指導を受ける機会を得た高校バレーボール界屈指の名門校。その貴重な場で指摘されたのは基本中の基本とも言える部分だった――。

 長崎県佐世保市の九州文化学園女子バレーボール部は、30年以上にもわたって指揮を執る井上博明監督のもと、2015年度は全国高校総体と国体の2冠を達成。Vリーグの選手を見渡しても中島未来や伊藤望(ともに東レアローズ)、田中瑞稀、橋本梨紗(ともにJTマーヴェラス)ら将来を嘱望される選手たちを次々と輩出している。

 元女子代表で現在、ヴィクトリーナ姫路を指揮する竹下さんも不知火女子高等学校(現・誠修)時代に同校と対戦した経験があったそうだが、当時は「コテンパンにやられました」。それが昨年末、大塚製薬の「ポカリスエット エールと、ともに。 ブカツ応援キャラバン」の一環で同校を訪問し、直接指導することになった。これまで培った技術と経験から、部員たちの様子を鋭くチェック。その中でも特に熱心に指導したのはバレーの基礎であるオーバーハンドパスだった。

 そこで気付いたのは「ボールを持つようなパスをしている」点。バレーボールではボールを持つような形になると反則となるが、そのようなパスになった裏には“何とかボールを正確に上げたい”との思いが影響していたようだ。1年生セッターの島田涼夏、主将を務める末次史(3年)らも「オーバーハンドパスをする時はボールを持ってしまいがちになっていました」と振り返る。長年にわたって日本代表の司令塔に君臨してきた竹下さんはオーバーハンドパスの注意点として「確実にボールの下に入ること」と「地面の力を使うこと」の2点を挙げた。

 1時間半と限られた時間の中で、「セッターだけではなくて、技術的な部分でレシーブのところを長く時間をかけてやっていきました。下半身の使い方をポイントに置きました」と竹下さん。指導する中で、基本的なプレーを徹底的に磨くことが高い目標へ近づく第一歩であることを強調した。末次主将も「基本的な部分が改めてものすごく大事なんだなということを教えていただきました。これからしっかりと直していきたいと思います」と感謝した。

 同校は4日に開幕する春高バレーに長崎県代表として出場する。今年度のチームは高校総体で3回戦、国体で準々決勝敗退。その悔しさを胸に2014年以来、3年ぶりの優勝を目指す。そんな強豪校を指導した竹下さんも「この高校ではトップを目指す選手が多く、先輩方に刺激されて頑張ろうと思う選手もいると思います。過程の中に結果が出てくる。今やっていることを信じてほしいです」とエールを送り、最後まで積み重ねの大切さを説いていた。

【了】

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

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