[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

ザギトワ&メドベージェワはどこへ行った? 平昌五輪で日本人の心も掴んだ2人の今

ザギトワ&メドベに影響した「体型変化」と「突き上げ」

 2人に大きく影響したのが、女子選手特有の体型変化とロシア勢の突き上げだ。ザギトワは平昌五輪後に身長が一気に7センチ伸びたといい、その後のスランプの原因に。メドベージェワも故障が相次ぎ、昨年1月には時期こそ明言しなかったものの、摂食障害を患っていたことを告白。ともに10代後半から20歳にかけての時期。入れ替わるように、2003~04年生まれ世代のアレクサンドラ・トルソワ、アンナ・シェルバコワ、アリョーナ・コストルナヤが台頭すると、国際大会を席巻した。2019年12月のロシアメディア「life.ru」ではザギトワの引退騒動に触れた。

【注目】本気で野球に挑戦する親子必見! 各分野のプロが動画解説、日本最大級野球スキル動画配信サービス「TURNING POINT」の公式LINEはこちら

 ちょうどGPファイナルで最下位になり、休養を表明した直後。「ザギトワは勝つことに飽きた」と指摘し、すでにすべての主要大会を制し、アイスショーやCMなどに出演。地位を築いたことに触れた。「天才の後輩たちがザギトワを“殺す”」と、同門の後輩トルソワ、シェルバコワ、コストルナヤに追いやられたことを強調。21-22年シーズンはさらに2006年生まれ世代のカミラ・ワリエワがロシア選手権、欧州選手権など連戦連勝。金メダル最有力となり、ザギトワもメドベージェワも競技会に出場することはなかった。ただ、現在までに引退は表明していない。

 ともに現在はアイスショーでスケート活動を継続。19歳になったザギトワは大学に通い、テレビ番組のキャスターの活動も行う。メドベージェワも22歳に。2人は今大会、ロシア放送局の仕事で北京入りし、レポーターなどに携わるものとみられる。わずか4年で選手が入れ替わってしまうのが、大国ロシアの層の厚さの裏返し。女子はロシア勢の表彰台独占の前評判もあり、ザギトワとメドベージェワに続く期待が集まっている。

(THE ANSWER編集部)

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
UNIVAS
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集