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羽生結弦も故障 スポーツ選手は再発しやすい「足首のケガ」とどう向き合うべきか

一般の小・中・高生も「たかが捻挫」の認識を持たず、時間をかけて治療を

 機能の問題とは、視覚などに頼らずに、自分の身体の各部がどういう相対的な位置にあるかを判断する感覚を表す「関節位置覚」、そして筋肉の反応時間や筋力やバランス感覚が低下し、不安定感を生じている状態です。

「不安定感」や「再発」の原因については様々な研究がされていますが、原因や対処法が明確になっている訳ではありません。構造と機能の問題が絡み合って生じているのだと考えられています。その問題を一つ一つ改善できるように、治療やリハビリを継続的に進める必要があると思います。

 スポーツを職業にしているアスリート、特に大きな大会に出場するトップアスリートには復帰までに十分な時間を取れない場合もあります。当然専門家として、リスクの説明は十二分に行うことが前提ですが、最終的には選手本人の判断になると私は考えています。

 プロアスリートのみならず、当院にも「初めて足首を捻った」と小・中・高校生が来院されます。特に最初の捻挫の時にしっかりと治す必要があると指導しています。そこで完治させない場合、将来的な構造上、機能上の問題が生まれるリスクが浮上します。「たかが捻挫だから」と軽く見る方もいるかもしれません。ですが、将来的に「不安定感」や「再発」の危険性を防ぐには、特に最初はしっかりと時間をかけて治す必要があると説明しています。

 そのためには、保護者や指導者の方にも「たかが捻挫」という認識ではなく、時間をかけてしっかりと治すことを促すような環境が理想的です。そのために情報発信していく必要があると思っています。

(THE ANSWER編集部)

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新盛 淳司

芝浦田町スポーツ整骨院・はり治療院院長

柔道整復師、鍼灸師

新浦安しんもり整骨院入船院、新浦安しんもり整骨院今川院代表も務める。関節ニュートラル整体普及協会会員。サッカー元日本代表MF中村俊輔をセルティック時代から支える。関東リーグブリオベッカ浦安のチーフトレーナーも務めている。

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