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日本戦のファウルスロー疑惑は「規則上これは反則だ」 韓国メディアも批判渦巻く場面に反応

カタールで開催されているサッカーのアジアカップで、日本代表は準々決勝イラン戦に1-2で敗れ、5度目の優勝を目指た大会は8強敗退となった。1-1で迎えた後半アディショナルタイム(AT)にPKで決勝点を献上。ただ、この直前にファウルスローがあったのではないかと指摘が上がっている。日本のファンも不満の声を上げる中、韓国メディアも「規定上これは反則」とする一方、日本が「むしろ判定の恩恵を受けた場面もあった」とも振り返っている。

後半AT、日本はファウルでPKを献上した【写真:ロイター】
後半AT、日本はファウルでPKを献上した【写真:ロイター】

アジアカップ

 カタールで開催されているサッカーのアジアカップで、日本代表は準々決勝イラン戦に1-2で敗れ、5度目の優勝を目指た大会は8強敗退となった。1-1で迎えた後半アディショナルタイム(AT)にPKで決勝点を献上。ただ、この直前にファウルスローがあったのではないかと指摘が上がっている。日本のファンも不満の声を上げる中、韓国メディアも「規定上これは反則」とする一方、日本が「むしろ判定の恩恵を受けた場面もあった」とも振り返っている。


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 後半ATにPKを献上する直前、イラン・ジャハンバフシュのスローインの場面。日本陣内深くから勢いをつけて投げ込んだが、リリース時には右足が上がり、両足が地面に接地していないように映った。元日本代表の小野伸二氏、水沼貴史氏が解説していたDAZNの放送席からはこの直後「ファウルスローですけどね」「足上がってる感じしますね」と指摘されていた。

 このロングスローは日本が跳ね返したが、再びイランボールとなった後にPK献上のシーンが生まれた。X(旧ツイッター)上では日本ファンが不満の声を上げたほか、フォロワー407万人を数え、世界のサッカーの話題を取り上げる「Out Of Context Football」のXもこの場面を紹介。海外ファンからも戸惑いの反応が相次いでいた。

 韓国メディア「デイリアン」も、この場面について「日本国内では脱落の原因を探している中、主審の不公正な判定によって敗れたという主張も出ている」と紹介している。主審を務めた中国の馬寧氏らがファウルスローを指摘していればPK献上もなかったかもしれないとの意見を紹介しつつ「日本の立場では、十分悔しい状況だ。それもそのはずで(スローインは)後ろの足が離れていたが、規定上これは反則であるからだ」と記されていた。

 記事では主審が反則を一度も指摘しなかったことに加え、「グラウンド上の日本選手はもちろん、ベンチからも特別な抗議はなかった」と言及した。さらに日本側が「むしろ判定の恩恵を受けた場面もあった」として、後半30分に日本選手が自陣でハンドを犯していたと指摘。「VARが介入していれば、これはハンドによるPKが宣言できた状況だった」と振り返っていた。

(THE ANSWER編集部)





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