THE ANSWER編集部・浜田 洋平の記事一覧
-
新谷仁美、発信に恐れはないのか 五輪実現へ胸中明かせる理由「間違いは言ってない」
2020.12.05陸上長距離種目の日本選手権が4日、大阪・ヤンマースタジアム長居で行われた。女子1万メートルでは、新谷仁美(積水化学)は日本記録を18年ぶりに更新する30分20秒44で7年ぶり2度目の優勝を飾り、東京五輪代表に内定。2位に約50秒差のぶっちぎりでロンドン五輪以来2大会ぶりの出場を決めた。レース後は東京五輪の開催実現へ強いメッセージを送りつつ、アスリートが意見を発信することに「怖さはない」と言い切った。
-
「とにかくアメフトがしたい」 残された日大選手の苦悩、悪質タックルからの2年半
2020.11.30アメリカンフットボールの関東大学1部上位リーグ(L)「TOP8」は29日、都内のアミノバイタルフィールドで優勝決定戦が行われ、悪質反則問題から復帰した日大が桜美林大を38-14で下し、3年ぶり35度目の甲子園ボウル(12月13日、甲子園球場)出場を決めた。甲子園ボウルでは関学大と対戦。騒動時は1、2年生だった選手たちは涙ながらに苦しかった日々の胸中を明かし、下部リーグ(L)を戦った昨年度の4年生に託された夢を実現させた。
-
内村航平が国民に訴えた「全ての本音」 五輪実現へ「SNSでは意味がない」生の言葉
2020.11.09日本、ロシア、中国、米国による体操の国際大会「Friendship and Solidarity competition」が8日、東京・国立代々木競技場で行われた。コロナ禍で入国制限が設けられて以降、五輪競技では国内に海外選手を招く初の大会。東京五輪実現へ、男子の内村航平(リンガーハット)は閉会式で国民の協力を求めた。合間に通訳の時間を交えた約5分半のスピーチには、世界を制した男の本音が込められていた。
-
海外選手は何を感じた? 体操国際大会のコロナ対策「日本は五輪開催に一番相応しい」
2020.11.08日本、ロシア、中国、米国による体操の国際大会「Friendship and Solidarity competition」が8日、東京・国立代々木競技場で行われた。コロナ禍で入国制限が設けられて以降、五輪競技で国内に海外選手を招くのは初めて。東京五輪開催への試金石とされた大会で海外選手は何を感じたのか。
-
「誰に対しても全力勝負です」 高校生に“本気を出した”重量挙げ・三宅宏実のエール
2020.11.01ウエイトリフティングで五輪2大会連続メダルを獲得した三宅宏実(いちご)が、29日に配信された「オンラインエール授業」に講師として登場した。「インハイ.tv」と全国高体連が「明日へのエールプロジェクト」の一環として展開する企画。三宅はインターハイ中止という経験から前を向く全国の高校ウエイトリフティング部を対象に授業を行い、全力で立ち向かうことの大切さなどを伝えた。
-
東京と大船渡を繋ぐ水泳教室 伊藤華英さんが伝えた「泳げなくてもいい」の真意とは
2020.10.29競泳で北京、ロンドンと五輪に2大会連続出場した伊藤華英さんが25日、公益財団法人東日本大震災復興支援財団が立ち上げた「東北『夢』応援プログラム」のオンラインイベントに登場した。各競技のトップランナーが遠隔指導ツールを駆使し、動画を通じて被災地の子供たちを指導するプログラム。今回は3月までの半年間、岩手・大船渡の子供たちを対象に行われ、この日は指導始めとなる「夢宣言イベント」を開催した。
-
都内と大船渡でオンライン指導、五輪2大会連続出場の伊藤華英さんが参加
2020.10.29競泳で北京、ロンドンと五輪に2大会連続出場した伊藤華英さんが25日、公益財団法人東日本大震災復興支援財団が立ち上げた「東北『夢』応援プログラム」のオンラインイベントに登場した。各競技のトップランナーが遠隔指導ツールを駆使し、動画を通じて被災地の子供たちを指導するプログラム。今回は3月までの半年間、岩手・大船渡の子供たちを対象に行われ、この日は指導始めとなる「夢宣言イベント」を開催した。
-
比嘉大吾は「倒せなかったら負け」 再タッグの野木トレーナー辛辣「KOが宿命の選手」
2020.10.27ボクシングの元WBC世界フライ級王者・比嘉大吾(Ambition)が26日、東京・後楽園ホールでバンタム級(53.5キロ以下)ノンタイトル10回戦に臨み、日本同級13位・堤聖也(角海老宝石)に1-0(96-94、95-95、95-95)で引き分けとなった。世界戦で犯した体重超過の王座剥奪から再起後2連勝はならず。比嘉の戦績は16勝(16KO)1敗1分け、堤は5勝(4KO)2分け。試合後、野木丈司トレーナーはまな弟子に厳しい言葉を送った。
-
「可愛すぎるアスリート」と呼ばれて 28歳になった重量挙げ・八木かなえが今語る本音
2020.10.173大会連続の五輪出場を目指すウエイトリフティング・八木かなえ(ALSOK)が、「THE ANSWER」のインタビューに応じ、“期待との付き合い方”について語った。旧階級も含めて全日本選手権5連覇中の28歳。高校時代に「かわいすぎる重量挙げ選手」と注目を浴びた頃、周囲の期待と自身の目標の間に生まれたギャップに悩んだ。葛藤を抱えた当時の心境を振り返りながら、次世代の選手たちに「自分の決めた目標へ突き進む大切さ」を伝えた。
-
稲見萌寧、負けん気爆発の執念V 分岐点は「行かなきゃ味わえない」全英挑戦の経験
2020.10.12女子ゴルフの国内ツアー・スタンレーレディス最終日が11日、静岡・東名CC(6572ヤード、パー72)にて無観客で行われ、首位と1打差の8位で出た21歳の稲見萌寧(都築電気)が5バーディー、ボギーなしの67で回り、通算5アンダーで並んだ淺井咲希、ペ・ソンウとのプレーオフを制した。昨年7月以来1年3か月ぶりのツアー通算2勝目。コロナ禍で挑戦を決めた8月の全英女子オープンが転機となり、持ち前の負けん気を爆発させて栄冠を手にした。
-
「なぜゴルフ選手はイップスになるのか」 “心の病”と闘い続けた北田瑠衣の経験談
2020.10.07活況を見せる女子ゴルフで浮かぶ様々な疑問に対し、ツアー通算6勝の北田瑠衣(フリー)が「THE ANSWER」の取材に応じ、プロ目線の答えを語ってくれた。全3回に渡ってお届けする第3回は「もしイップスになったら」。どんな一流選手でも突如なってしまう可能性のある“心の病”。そもそも、なぜ陥るのか。もし自分や周りの選手がイップスになったらどうすればいいのだろうか。
-
渋野日向子が「特別」であるワケ 北田瑠衣が感じる“宮里藍との共通点”とは
2020.10.06活況を見せる女子ゴルフで浮かぶ様々な疑問に対し、ツアー通算6勝の北田瑠衣(フリー)が「THE ANSWER」の取材に応じ、プロ目線の答えを語ってくれた。全3回に渡ってお届けする第2回は「応援を力に変える方法」。メンタルのスポーツとも言われるほど、心の浮き沈みがプレーに表れる競技。ギャラリーの声援を力に変えられる選手にはどんな特徴があるのだろうか。
-
女子ゴルフで「逸材が埋もれる理由」 北田瑠衣が思う「伸びる選手」との3つの差
2020.10.05活況を見せる女子ゴルフで浮かぶ様々な疑問に対し、ツアー通算6勝の北田瑠衣(フリー)が「THE ANSWER」の取材に応じ、プロ目線の答えを語ってくれた。全3回に渡ってお届けする第1回は「プロで成績を残すには」。アマチュア時代にプロツアーで活躍しても、プロになって名前を聞かなくなる選手もいる。差を分けるポイントは何なのだろうか。
-
原英莉花が抱えた黄金世代への劣等感 中学時代は「私じゃ無理」と予選会すら諦めた
2020.10.05女子ゴルフの国内メジャー・日本女子オープン最終日が4日、福岡・ザ・クラシックGC(6761ヤード・パー72)にて無観客で行われ、2位と4打差の単独首位で出た原英莉花(日本通運)が2位と4打差の通算16アンダーでメジャー初優勝を果たした。昨年6月以来1年4か月ぶりのツアー通算2勝目。同じ黄金世代の小祝さくら(ニトリ)との最終組対決を制し、同世代に抱いた“劣等感”を乗り越えて「女子ゴルファー日本一」に上り詰めた。
-
田中希実の底知れない戦闘意欲 21歳初の日本一で見せた「負けてもいい」という戦い方
2020.10.04東京五輪まで10か月を切った中、陸上の日本選手権が3日まで新潟・デンカビッグスワンスタジアムで行われた。女子中距離では、21歳の田中希実(豊田織機TC)が日本記録を持つ1500メートルで初優勝。800メートルは4位で二冠はならなかったが、強気な姿勢から“超アスリート思考”を垣間見せた。
-
「考えるのが好きなので」 100m障害の元大学女王・田中佑美が手にした“確かな成長”
2020.10.04東京五輪まで10か月を切った中、陸上の日本選手権最終日が3日、新潟・デンカビッグスワンスタジアムで行われ、女子100メートル障害決勝では田中佑美(立命大)が13秒37(向かい風0.1メートル)で4位となった。レース後は「淡々と」走ることの大切さや収穫を明かした。
-
女子走り幅跳び・秦澄美鈴が連覇ならず 3位に悔し涙「メンタルが崩れてしまった」
2020.10.02東京五輪まで10か月を切った中、陸上の日本選手権初日が1日、新潟・デンカビッグスワンスタジアムで行われ、女子走り幅跳びでは昨年女王の秦澄美鈴(シバタ工業)が6メートル12で3位となった。筑波大2年の19歳・高良彩花が2年ぶり3度目の優勝を果たした。
-
井上尚弥、眼窩底骨折の不安一蹴 フルパワーでマロニー撃破へ「1年で完全に回復」
2020.09.10ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)が9日、オンラインで会見し、10月31日(日本時間11月1日)に米ラスベガスのMGMグランドでWBO同級1位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)と対戦することを正式発表した。井上にとって1年ぶりの試合。眼窩底と鼻骨骨折後の初戦のため、当初予定していた4月の試合前は不安を抱えていたことを明かし、完全回復したことを強調した。