[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

平野 貴也の記事一覧

  • 鳥栖U-15が充実の連覇 Jリーグで活躍する先輩に刺激、日本一へ駆け上がる好循環

    2021.12.28

    中学年代のサッカー日本一を決める「高円宮杯JFA第33回全日本U-15サッカー選手権大会」は27日、味の素フィールド西が丘で決勝が行われ、サガン鳥栖U-15(九州第2代表)が4-1でFCラヴィーダ(関東第1代表)を破り、2年連続3度目の優勝を飾った。夏の日本クラブユースサッカー選手権(U-15)では準優勝と、あと一歩で届かなかった日本一に到達した。鳥栖U-15を率いる森惠佑監督は「選手が努力してくれた。積み上げてきた強度、連続性を見せてくれた」と成長を見せた教え子たちを労った。

  • ロンドン五輪出場の佐藤冴香、満身創痍も…“最後の個人戦”に闘志 「バド人生の集大成」

    2021.12.26

    最後の個人戦にかける闘志が燃えていた。第75回全日本総合バドミントン選手権大会は26日に各種目の1回戦を行い、女子シングルスの佐藤冴香(ヨネックス)は2-0(21-14、22-20)で中静朱里(NTT東日本)を下して2回戦へ駒を進めた。30歳でベテランの域に達した佐藤は、今後も団体戦には出場する可能性があるが、個人戦の挑戦は今大会で終える意向だ。

  • 15年ぶり日本一の駒澤大、鳥栖内定FW荒木がMVP 来季Jリーグ参戦「運動量で戦う」

    2021.12.26

    第70回全日本大学サッカー選手権は25日に決勝戦を行い、駒澤大学(関東地区第2代表)が3-2で阪南大学(関西地区第4代表)を破り、2006年の第55回大会以来15年ぶり(昨年の第69回大会はコロナ禍のため中止)7回目の日本一に輝いた。2度先行される苦しい展開だったが、自慢の3トップで2度追いつき、最後は前線が囮になったところを中盤から一刺しして逆転に成功した。

  • 駒澤大“プロ内定3トップ”が猛威 14大会ぶり日本一へ「3人で完結できる」攻撃に自信

    2021.12.19

    全日本大学サッカー選手権は18日にNACK5スタジアム大宮で準決勝を行い、第2試合では駒澤大学(関東地区第2代表)が3-0で明治大学(関東地区第3代表)を破って決勝に駒を進めた。

  • Jリーグ内定ゼロの阪南大、悲願の初優勝へ王手 退任の恩師を「最後に胴上げしたい」

    2021.12.19

    全日本大学サッカー選手権は18日にNACK5スタジアム大宮で準決勝を行い、第1試合は阪南大学(関西地区第4代表)が延長戦の末に2-1で流通経済大学(関東地区第1代表)を破って決勝進出を決めた。阪南大は、日本代表MF脇坂泰斗(川崎フロンターレ)ら数多のプロ選手を育ててきた名将・須佐徹太郎前監督が夏に退任後も副顧問の肩書きで指揮を執っているが、今季限りでチームを離れることが決まっているという。延長戦で決勝点を決めたDF津野ジュウリオ 心(4年/豊川高出身)は「チームの中では須佐先生を最後に胴上げしたいという話が出ている」と恩師を悲願の初優勝で送り出す意気込みを示した。

  • 流経大が“チョウ魔術”でインカレ4強 Jリーグ監督の10分間指導に感謝「迷わずにできた」

    2021.12.15

    わずか10分の“チョウ魔術”指導が効いた。第70回全日本大学サッカー選手権は14日に準々決勝を行い、関東地区第1代表の流通経済大学は2-0で同地区第7代表の国士舘大学を破って4強進出を決めた。前半に相手のシュート数をゼロに抑え、終始、安定した守備が実現できたのは、前任コーチの指導の賜物だった。中野雄二監督が「昨日、チョウさんが合流して、映像を用意して、このポイントだけは修正したほうが良いとミーティングをしてくれて、こんなに安定した試合をやれた。チョウさんのおかげ。10分程度の練習でしたけど。そこが凄いんですよ」と絶賛した「チョウさん」とは、今季、就任1年目で京都サンガF.C.をJ1昇格に導いた曹貴裁(チョウ・キジェ)監督のことだ。

  • 前橋育英、“5度目の正直”で悲願達成 プレミア初昇格に主将DF「歴史に名を刻めた」

    2021.12.13

    高校年代の最高峰「高円宮杯JFAU-18サッカープレミアリーグ」の来季参入チームを決めるプレーオフの2回戦が12日に行われ、エディオンスタジアム広島の第2試合では前橋育英高校(プリンスリーグ関東2位/群馬)が、2-0でV・ファーレン長崎U-18(プリンスリーグ九州1位/長崎)を破り、初のプレミア昇格を決めた。前橋育英は、プレミア参入戦に5度目の出場。ついに悲願を達成し、山田耕介監督は「今日は、内容がどうこうじゃないから。ここでまた負けたら、周りの人にダメだねって言われちゃいますからね。ホッとしましたよ」と、これまで何度も泣かされた鬼門突破に成功し、安堵の表情を浮かべた。

  • 桐生第一、大逆転でプレミア初昇格 選手権は県予選敗退も「力があると証明できた」

    2021.12.13

    高校年代の最高峰「高円宮杯JFAU-18サッカープレミアリーグ」の来季参入チームを決めるプレーオフの2回戦が12日に行われ、エディオンスタジアム広島の第1試合では桐生第一高校(プリンスリーグ関東3位/群馬)が、4-3の逆転で帝京長岡高校(プリンスリーグ北信越1位/新潟)を破り、初のプレミア昇格を決めた。

  • 満身創痍の神村学園、プレミア昇格逃す U-17高校選抜FW福田を温存、選手権へ照準

    2021.12.11

    高校年代の最高峰「高円宮杯JFAU-18サッカープレミアリーグ」の来季参入チームを決めるプレーオフの1回戦が10日に行われ、広島広域公園第一球技場の第2試合では神村学園高校(プリンスリーグ九州2位/鹿児島)が、JFAアカデミー福島U-18(プリンスリーグ東海2位/静岡)に0-1で敗れた。神村学園は、U-17高校選抜として11月末の合宿に参加していたエースFW福田師王(2年)が、U-16日本代表候補との試合で負傷退場。まだ回復途上で、最後まで温存する形になった。エースを使えないまま敗れたが、有村圭一郎監督は「打つ手がなかったので仕方がない。日頃、福田が取っているところが取れなかった。ただ、ほかの選手にも(得点の)チャンスがあった。決め切る力、最後の精度(の課題が出た)。それが、今の現状。選手権でしっかりやれるようにしたい」と巻き返しを誓った。

  • 阪南大高、エースの2発でプレミア昇格王手 選手権へ「良いシミュレーションになる」

    2021.12.11

    高校年代の最高峰「高円宮杯JFAU-18サッカープレミアリーグ」の来季参入チームを決めるプレーオフの1回戦が10日に行われ、広島広域公園第一球技場の第1試合で阪南大学高校(プリンスリーグ関西2位/大阪)が北海道コンサドーレ札幌U-18(プリンスリーグ北海道1位/北海道)を3-1で破り、12日に行われる2回戦へ駒を進めた。来季からJリーグの湘南ベルマーレに加入することが決まっているFW鈴木章人(3年)は、セットプレーからヘディングで2得点。エースストライカーの役割を果たした。「ああいう形であまり決めれたことがなかったので、自分としてはビックリした。2点目は、キッカーからニアでこすってくれと言われたので、冷静に当てられた。自分の点で勝ち切れたのは良かった」と喜んだ。

  • 前橋育英、“雪辱”果たし2年ぶり選手権出場 J2長崎内定のMF笠柳「名前を轟かせたい」

    2021.11.23

    第100回全国高校サッカー選手権の群馬県大会は23日に決勝戦が行われ、前橋育英が1-0で桐生第一を破り、2年ぶり24回目の全国出場を決めた。昨年度の県大会3回戦で敗れた相手への雪辱を果たした前橋育英の主将DF桑子流空(3年)は、「嬉しすぎて、ワケが分からず泣いてしまった。昨年の負けから頑張ってきて、先輩たちからも試合前にメッセージをもらった。あの悔しさは、この舞台でしか晴らせない、という思いで戦った」と、今大会に懸けてきた思いを明かした。

  • 人気漫画が話題のカバディ 2年ぶり有観客、マイナー競技のリアルな迫力に会場興奮

    2021.11.22

    第31回全日本カバディ選手権大会が20日と21日の2日間、東京の国立オリンピック記念青少年総合センターで行われ、男子は「Buddha(ブッダ)」が2連覇、女子は「Akatsuki(アカツキ)」が初優勝を飾った。カバディの公式大会が有観客で行われたのは、一昨年に行われた前回大会以来で2年ぶり。男子優勝の「Buddha」で主将を務めた下川正將は「夏は無観客でしたけど、試合ができるだけで喜びがあった。でも、今回は、観客を入れて生のカバディを見てもらえたのがやっぱり嬉しくて、これを待っていたという気持ち。見てくれる人が楽しめる、白熱した試合をやりたいという思いだった」と久々に味わった充実感に笑顔を見せた。

  • 流経大柏、新体制で3年ぶり全国へ 市立船橋との名門対決で見せた“新スタイル”とは

    2021.11.15

    第100回全国高校サッカー選手権の千葉県大会は、14日に柏の葉総合競技場で決勝戦が行われ、流通経済大学付属柏が2-1の逆転で市立船橋を破り、3年ぶり7度目の全国大会出場を決めた。流経大柏は、2019年度をもって前任の本田裕一郎監督(現・国士館高校テクニカルアドバイザー)が勇退。ヘッドコーチを務めていた榎本雅大監督が昨季からチームを引き継ぎ、新体制では初の選手権出場となる。場内インタビューで「気持ちの入ったプレーが随所で見えた」と選手を称えた榎本監督の目には光るものがあった。

  • 主将DF“感涙”…関東第一が2年連続全国出場 小野監督「恥ずかしくないサッカーを」

    2021.11.14

    第100回全国高校サッカー選手権の東京都大会は13日に駒沢陸上競技場で決勝戦が行われ、Bブロックは関東第一が2-0で大成を破って、2年連続4度目の全国大会出場を決めた。先制点を決めた主将のDF池田健斗(3年)は、試合終了のホイッスルを聞くと、その場に膝を着いて感涙。「大成高校は、インターハイで負けている相手。チームとしても良い状況が続かず、みんなで協力して頑張ってきたので(苦労が報われて)感情が爆発した」と、目指してきた東京代表の座に辿り着いた喜びを表現した。

  • 青森山田に敗れて知った「高校最強レベル」 堀越が2年連続全国へ、“8強超え”再挑戦

    2021.11.14

    第100回全国高校サッカー選手権の東京都大会は13日、駒沢陸上競技場で決勝戦が行われ、Aブロックは堀越が4-2で國學院久我山を破り、2年連続4度目の全国大会出場を決めた。堀越は、前回大会で全国ベスト8。当時から主力で今季の主将を務める宇田川瑛琉(3年)は、「昨年は先輩たちのおかげで全国のレベル、基準を学ぶことができた。昨年を超えられるように目の前の試合から取り組んでいきたいし、まだ今日も課題が出たけど、修正しながらレベルも成長速度もまだ上げられる」と語り、昨年の全国大会準々決勝で青森山田(青森)に0-4で敗れた会場で、日本一への再挑戦を誓った。

  • ロングスローから劇的同点弾 相洋、“セットプレーの脅威”再び…夏冬全国に王手

    2021.11.07

    第100回全国高校サッカー選手権の神奈川県大会は、6日にニッパツ三ツ沢球技場で準決勝が行われ、第2試合は相洋が延長戦の末に3-2で三浦学苑を破って決勝進出を果たした。相洋は夏の全国高校総体(インターハイ)で初めて全国大会に出場。県大会で7得点中6得点をセットプレー絡みで奪ったが、冬もこの武器は健在だ。この日の3得点のうち2得点は、ロングスローでゴール前に押し込んだところから生まれたものだった。

  • 「してやったり」感はゼロ 桐光学園FW田中、7年連続決勝を導いた“意外な一撃”

    2021.11.07

    第100回全国高校サッカー選手権の神奈川県大会は6日にニッパツ三ツ沢球技場で準決勝が行われ、第1試合は桐光学園が1-0で東海大相模を破って7年連続の決勝進出を決めた。終盤まで譲らない拮抗した展開に風穴を空けたのは、FW田中英泰(3年)。チームを勝利に導く劇的な一撃となったが、殊勲の男は「(ボールが)自分のところに来ると思っていなかった。(運を)持っているなと思いました」と笑った。

  • “双子ホットライン”で全国へ 打倒・帝京長岡を狙う北越、1年生の高橋兄弟に注目

    2021.11.04

    第100回全国高校サッカー選手権の新潟県大会は3日に五十公野公園陸上競技場で準決勝が行われ、第1試合では北越がPK戦の末に上越を退けて決勝進出を決めた。

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