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人気漫画が話題のカバディ 2年ぶり有観客、マイナー競技のリアルな迫力に会場興奮

第31回全日本カバディ選手権大会が20日と21日の2日間、東京の国立オリンピック記念青少年総合センターで行われ、男子は「Buddha(ブッダ)」が2連覇、女子は「Akatsuki(アカツキ)」が初優勝を飾った。カバディの公式大会が有観客で行われたのは、一昨年に行われた前回大会以来で2年ぶり。男子優勝の「Buddha」で主将を務めた下川正將は「夏は無観客でしたけど、試合ができるだけで喜びがあった。でも、今回は、観客を入れて生のカバディを見てもらえたのがやっぱり嬉しくて、これを待っていたという気持ち。見てくれる人が楽しめる、白熱した試合をやりたいという思いだった」と久々に味わった充実感に笑顔を見せた。

相手のタックルをはねのけて帰陣する澤津慎【写真:平野貴也】
相手のタックルをはねのけて帰陣する澤津慎【写真:平野貴也】

全日本カバディ選手権が開催、公式大会の有観客での実施は2年ぶり

 第31回全日本カバディ選手権大会が20日と21日の2日間、東京の国立オリンピック記念青少年総合センターで行われ、男子は「Buddha(ブッダ)」が2連覇、女子は「Akatsuki(アカツキ)」が初優勝を飾った。カバディの公式大会が有観客で行われたのは、一昨年に行われた前回大会以来で2年ぶり。男子優勝の「Buddha」で主将を務めた下川正將は「夏は無観客でしたけど、試合ができるだけで喜びがあった。でも、今回は、観客を入れて生のカバディを見てもらえたのがやっぱり嬉しくて、これを待っていたという気持ち。見てくれる人が楽しめる、白熱した試合をやりたいという思いだった」と久々に味わった充実感に笑顔を見せた。

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 男子は、個性豊かなチームが出揃うなかで、大正大学カバディ部のOBを中心に結成された「Buddha」が人数不足でも勝ち上がる実力を見せつけた。仏教系大学の出身者で僧侶が多いために名付けられたチーム名だが、法事などでお坊さんとしての仕事が忙しく、急きょ不参加になる選手が出た。カバディは、最大で1チーム7人がコートに入るが、メンバー不足で最終日の午前は5人しか揃わず、あと1人欠ければ不戦敗だった。

 それでも初日は、鹿児島大学カバディ同好会に109-11という圧倒的大差で勝利。5人で臨んだ準々決勝は、強力なインド人レイダー(攻撃者)を擁する「Multi United(マルチユナイテッド)」に51-46で競り勝った。準決勝では、自由の森学園中学・高校「ジモディ」に圧勝。決勝戦は、同じく大正大学OBがベースの「Lapis Lazuli(ラピスラズリ)」を42-37で退けた。

 メインレイダーの1人である澤津慎は、得点を量産した。カバディは、ドッジボールに似たコートで、攻撃側が1人で敵陣に入り、相手に接触して自陣に帰ることで、接触人数分の得点が奪える競技。守備側は、接触や帰陣を阻止する。近年は、人気漫画「灼熱カバディ」の影響で競技に触れる人も増えている。

 通常、攻撃者は自陣に近い位置で接触と生還を狙うが、澤津は敵陣深くに入り込み、複数人でタックルを仕掛けてくる相手を跳ねのけて帰陣する迫力のあるプレーで複数得点を挙げて会場を沸かせた。久々の有観客で見せたかったのは、まだマイナーであるカバディという競技の魅力だ。澤津は「有観客で、迫力のあるプレーで盛り上がる、緊張感のある場面に臨む選手を後押しする、そういう雰囲気は良かった。自分が攻撃に行って捕まった時でも(相手が大人数でタックルする迫力で)盛り上がっていたのは良かった。会社でカバディをやっていると言っても、『なんだそれ、マニアックだな』『面白いのか』と言われるけど、昨日の試合を観に来てくれて、観客の雰囲気を感じて『面白いね』と言ってくれた」と会場の反応に手応えを示した。

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