長島 恭子の記事一覧
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阿部一二三が「30年に一人の逸材」の理由 恩師が説く「プレースタイルと肉体」論
2018.12.05柔道の世界選手権男子66キロ級で2連覇を達成し、2020年東京五輪では全競技で最も金メダルに近い選手として期待される阿部一二三(日体大)。豪快な担ぎ技を主とする“攻めの柔道”が見る者を魅了するが、「まさに柔道家としての肉体的才能の恩恵を最大化するプレースタイル」と全日本男子体力強化部門長の岡田隆氏(日体大准教授)は話す。自らもボディビルダーとして活躍する岡田氏が語る「プレースタイルと肉体」論とは。
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貴景勝を生んだ埼玉栄相撲部 肥満にさせずに強くする、監督夫妻の“人情の食事学”
2018.11.27今年、関東大会、国民体育大会を制し、高校総体団体戦では3年ぶり10度目の優勝を果たした埼玉栄相撲部(埼玉)。高校総体、高校相撲選抜大会と2つの全国大会を合わせると、優勝回数は史上最多の19を数える強豪校だ。「他校との違いを強いて挙げるならば筋力トレーニングと食事」と話すのは、同部の山田道紀監督。九州場所で初優勝して一躍、時の人になった貴景勝、豪栄道ら多くの幕内力士を輩出してきた山田イズムとは――。
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世界体操で日本は何を得たのか 女子初出場18歳の健闘と、内村航平の健在の意味
2018.11.05体操の世界選手権(カタール・ドーハ)は3日に全日程を終了。男子団体は東京五輪出場を決め、女子は村上茉愛(日体大)が日本女子初の個人総合銀メダルを獲得した。「THE ANSWER」では元日本代表の岡部紗季子さんに今大会の総括、東京五輪に向けての日本の課題を語ってもらった。
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なぜ村上茉愛は銀メダルを掴めたのか “日本の弱点”で誇る「Dスコア」という武器
2018.11.02体操の世界選手権(カタール・ドーハ)は1日、女子個人総合で村上茉愛(日体大)は前回女王、モーガン・ハード(米国)ら強敵を抑えて2位となり、日本女子初となる銀メダルを獲得した。「THE ANSWER」では元日本代表の岡部紗季子さんに、歴史的快挙を成し遂げた村上の要因、そして銀メダルが日本女子体操界にもたらす影響を語ってもらった。
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村上茉愛は絶対女王バイルズに勝てるか 体操界異例の“ママさん選手”も要注目
2018.11.01カタール・ドーハで25日に開幕した世界体操2018も大詰め。1日は個人総合、そして翌2日からは種目別の決勝が行われる。女子はリオデジャネイロ五輪後の休養から復帰した金メダリスト、シモーネ・バイルズ(米国)が出場。全米選手権で金メダルを総なめしたバイルズに、村上茉愛(日体大)はどう挑むべきか。「THE ANSWER」では元日本代表の岡部紗季子さんに世界、そして日本を牽引する2選手について語ってもらった。
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なぜ「走り」は働く人に刺さるのか “走りとビジネス”に共通する「PDCAの思考学」
2018.10.30陸上のアテネ五輪1600メートルリレー4位の伊藤友広氏と元400mハードラーの秋本真吾氏が主催する、スプリント指導のプロ組織「0.01 SPRINT PROJECT」。伊藤氏は主に小学生のかけっこ指導を全国で展開し、秋本氏はサッカー日本代表選手、プロ野球選手らトップアスリートを指導する。さらに今年、企業研修向けに「走り」のワークショップをスタートした。
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村上茉愛は輝くか、内村航平負傷の影響は… 世界体操の見所とニッポンの現在地
2018.10.2925日に開幕した世界体操は、いよいよ29日から団体、個人総合、種目別の決勝がスタート。日本は優勝候補の一角である男子、そして、オリンピック出場を早々に決めたい女子と、男女とも一戦も見逃せない試合が続く。「THE ANSWER」では元体操日本代表の岡部紗季子さんに女子体操各競技の見所と日本代表チームについて聞いた。
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働く男の大敵、内臓脂肪は案外燃える 「もう年だから…」と諦める前にすべきこと
2018.09.19秋の健康診断シーズンも近づき、働く男性にとっては健康状態を表す数値が気になるところ。なかでも、加齢とともに増えがちなのが、内臓脂肪だ。メタボの原因となるやっかいな大敵はどうすれば減らせるのか。フィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一氏による「THE ANSWER」のトレーニング連載。卓球の福原愛、バドミントンの藤井瑞希など日本を代表するアスリートの個人指導経験を持つ同氏に、内臓脂肪との向き合い方を聞いた。
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「魚は体にいい」は本当か スポーツ栄養士が「もっと食べて」と推す理由
2018.09.11「スポーツをする子供たちから健康に気遣う中高年まで、もっと魚を食べてほしい」とは、様々な競技のアスリートやトップチームの栄養サポートを担当する公認スポーツ栄養士の橋本玲子氏。実は世界のトップアスリートたちも、積極的に魚を食べるようになったという。「THE ANSWER」の「食とカラダ」連載、今回は「魚が注目される理由」について聞いた。
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あなたが「なぜか疲れた」と感じる理由 コンビニ、スーパーで買える疲労回復食材は?
2018.08.29激しい運動をしたり体を酷使したりした覚えもないのに、なぜか体が重たく感じてしまう……。日常生活を送るなかで、日々、蓄積していく疲労感を和らげる食事法とは? 「THE ANSWER」の食とカラダ連載。様々な競技のアスリートやトップチームの栄養サポートを担当する公認スポーツ栄養士・橋本玲子氏に聞いた。
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25歳で「引退」を決意した日 杉山愛は1日23個のルーティーンで現役を9年延ばした
2018.08.2917歳でプロテニスプレーヤーとなった杉山愛さん。4大大会に出場するようになると、年間250日もの海外遠征をこなしていた。移動と試合を繰り返すハードな競技生活を支えていたのは、1日23個のルーティーン。心身と緻密に向き合う、そのコンディショニングの構築は、25歳のスランプから始まったという。
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「つい食べ過ぎ、飲み過ぎる問題」はどうすれば太らないのか 答えは「翌日」にあり
2018.08.22歴史的猛暑が列島を覆うこの夏。気温の上昇に比例するように旨さを増すのが、ビールだ。夏の解放感に油断し、ついついジョッキが進み、つられて箸まで進んでしまう。そして、悩まされるのが「食べ過ぎ、飲み過ぎ問題」だ。トップアスリートを手掛けるフィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一氏が、スポーツトレーニングを語る「THE ANSWER」の連載。今回は、そんな働く男の永遠の課題の対処法について聞いた。
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アスリートを悩ませる引退後の人生 杉山愛は「100のやりたいこと」をノートに書いた
2018.08.12引退後の人生をどう送るのか。その不安は、例えトップアスリートであっても抱えている。日本を代表する女子プロテニスプレーヤーとして、輝かしい戦歴を残した杉山愛さんもその一人。引退後、自分の道を見失いかけたとき、彼女を救った行動とは?
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部員ゼロ時代も… なぜ、6人の柔道部が2人のインターハイ出場を掴めたのか
2018.08.07立教新座柔道部は2003年から中道監督が指揮。県内有数といわれる高校ならば30名前後の部員数を抱えるなか、今年の部員はわずか6人。中等部や稽古をつけにきた大学生部員とともに練習する日は活気に溢れるが、広い柔道場に6人だけで練習する日もざらだ。
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県初戦敗退校が19年連続女王を破った日 17人の“ハンド女子”の奇跡はこう生まれた
2018.07.27霞ケ浦を望む小高い丘に建つ、茨城県立麻生高校。周辺地域はハンドボールが盛んで、小学生から地元のクラブでプレーできる環境にある。麻生ハンドボール部も、男女とも常に県内上位に位置する実力校だ。
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男の印象を変える「カッコいい胸」へ Tシャツ&スーツがキマる“大胸筋の盛り方”
2018.07.21筋トレを行う時、なりたい体を明確にイメージするほど、早く体が変わるという。現役ボディビルダーであり、バズーカ岡田の異名でメディアでも活躍する“骨格筋評論家”岡田隆氏(日体大准教授)に最速で体を変える技と、Tシャツやスーツがキマる大胸筋のトレーニングについて聞いた。
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なぜ、あなたの腹は出ているのか 「腹だけ出る人」が逆に引き締めやすい理由
2018.07.10各地で梅雨が明け、本格的な夏が到来しようとしている。すると俄然、気になるのが、ポッコリせり出す腹の肉だ。日体大准教授として教鞭を執りながら、現役ボディビルダーとして活躍。また“骨格筋評論家”バズーカ岡田の異名でメディアでも活躍する岡田隆氏に効果的な“シックスパック”のトレーニングについて聞いた。
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テニス選手と月経の関係性 杉山愛が引退後に直面した「女性としての体」の苦悩
2018.07.09男子選手とは異なり、女子アスリートが抱える体の悩みについて考える「THE ANSWER」の連載「私とカラダ」。今回は元プロテニス選手の杉山愛さんが登場する。ダブルスで達成したグランドスラム優勝4度は日本人歴代最多。日本人初のダブルス世界ランク1位に君臨するなど、34歳まで第一線で活躍した。