[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

働く男の大敵、内臓脂肪は案外燃える 「もう年だから…」と諦める前にすべきこと

秋の健康診断シーズンも近づき、働く男性にとっては健康状態を表す数値が気になるところ。なかでも、加齢とともに増えがちなのが、内臓脂肪だ。メタボの原因となるやっかいな大敵はどうすれば減らせるのか。フィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一氏による「THE ANSWER」のトレーニング連載。卓球の福原愛、バドミントンの藤井瑞希など日本を代表するアスリートの個人指導経験を持つ同氏に、内臓脂肪との向き合い方を聞いた。

働く男性にとっての大敵、内臓脂肪との向き合い方を専門家が解説【写真:photolibrary】
働く男性にとっての大敵、内臓脂肪との向き合い方を専門家が解説【写真:photolibrary】

フィジカルトレーナーが説く「内臓脂肪の燃やし方」

 秋の健康診断シーズンも近づき、働く男性にとっては健康状態を表す数値が気になるところ。なかでも、加齢とともに増えがちなのが、内臓脂肪だ。メタボの原因となるやっかいな大敵はどうすれば減らせるのか。フィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一氏による「THE ANSWER」のトレーニング連載。卓球の福原愛、バドミントンの藤井瑞希など日本を代表するアスリートの個人指導経験を持つ同氏に、内臓脂肪との向き合い方を聞いた。

 ◇ ◇ ◇

 若い頃はもっとスッキリしていたはずなのに、最近どうも体が重い。「最近、太ったなぁ」という男性の多くは、特にお腹周りの脂肪を気にされていると思います。

 男性と女性ではホルモンなどの関係から、つきやすい脂肪が異なります。女性は皮下につく「皮下脂肪」が多く、体全体のシルエットが丸みを帯びてくるのが特徴です。そして、男性につきやすいのは内臓脂肪。文字通り内臓の周辺に蓄積する脂肪で、ついてくるとお腹だけせり出した体型になります。

 内臓脂肪がやっかいなのは、カッコ悪くなることではなく、健康面に与える影響です。「もう年だから仕方ないよ」などと放置すれば、メタボ(内臓脂肪症候群)にまっしぐら。そのうち動脈硬化が進行し、心疾患や脳卒中、糖尿病の合併症など、深刻な病気を引き起こすリスクも高まります。

 でも、心配は無用。人間の体は摂取カロリーを抑えたり、運動したりすると、優先的に内臓脂肪を燃やし、エネルギーとして使います。ですから、皮下脂肪と比べれば、内臓脂肪を落とすのは、はるかに簡単なのです。しかも、体を守るために「体脂肪を溜める」システムに設定されている女性に対し、男性の体は「体脂肪をどんどん使う」システム。実際、ダイエット指導の現場でも、男性のクライアントさんの方が、圧倒的に楽に痩せていきます。

1 2

中野ジェームズ修一

1971年、長野県生まれ。フィジカルトレーナー。米国スポーツ医学会認定運動生理学士(ACSM/EP-C)。日本では数少ないメンタルとフィジカルの両面を指導できるトレーナー。「理論的かつ結果を出すトレーナー」として、卓球の福原愛選手やバドミントンの藤井瑞希選手など、多くのアスリートから絶大な支持を得る。クルム伊達公子選手の現役復帰にも貢献した。2014年からは、青山学院大学駅伝チームのフィジカル強化指導も担当。主な著書に『下半身に筋肉をつけると「太らない」「疲れない」』(大和書房)、『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(サンマーク出版)、『青トレ 青学駅伝チームのコアトレーニング&ストレッチ』(徳間書店)などベストセラー多数。

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビューや健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌などで編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(共に中野ジェームズ修一著、サンマーク出版)、『つけたいところに最速で筋肉をつける技術』(岡田隆著、サンマーク出版)、『カチコチ体が10秒でみるみるやわらかくなるストレッチ』(永井峻著、高橋書店)など。

ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集