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「弱虫」だったリオ五輪から3年 高校生スイマー酒井夏海の成長「爆弾的な存在に」

五輪を超える規模で2年に1度行われる水泳の“世界一決定戦”、世界水泳(テレビ朝日系で独占中継)が7月12日に開幕する。なかでも、注目を集めるのは競泳だ。金メダルを獲得すれば、1年後の東京五輪出場が内定する今大会。「THE ANSWER」は競泳開幕の30日前からカウントダウン連載を行い、出場25選手のインタビューに加え、特別企画を織り交ぜながら大会を盛り上げる。

世界水泳初出場を決めた酒井夏海【写真:Getty Images】
世界水泳初出場を決めた酒井夏海【写真:Getty Images】

「世界水泳カウントダウン連載」競泳開幕まであと9日―女子メドレーリレー酒井夏海

 五輪を超える規模で2年に1度行われる水泳の“世界一決定戦”、世界水泳(テレビ朝日系で独占中継)が7月12日に開幕する。なかでも、注目を集めるのは競泳だ。金メダルを獲得すれば、1年後の東京五輪出場が内定する今大会。「THE ANSWER」は競泳開幕の30日前からカウントダウン連載を行い、出場25選手のインタビューに加え、特別企画を織り交ぜながら大会を盛り上げる。開幕まであと9日の第22回は、女子メドレーリレーの酒井夏海(スウィン南越谷)が登場。世界水泳初出場の高校3年生が日本代表の中で刺激を受ける選手とは……。



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 ◇ ◇ ◇

 2016年、中学3年生でリオ五輪にメドレーリレー代表として出場した酒井が、その3年後、高校3年生で世界水泳初出場を決めた。今回もまた、リオ五輪と同じメドレーリレーでの出場。だが、そこにいるのは先輩たちに引っ張ってもらう「弱虫」ではない。「私が爆弾的な存在になれるように頑張っていきたい」と言い切る、3年分の成長を果たした酒井だ。

 2001年6月19日生まれ。21世紀生まれ初の五輪日本代表としてリオで泳いだが、結果は予選敗退。当時を振り返り、「弱虫だったと思いますね。すごく」と話す。

「何かあればすぐ泣いていましたし、自分の感情をうまくコントロールできていなかったというか、感情的になることがすごく多くて、とにかく泣いてたなって感じがします」

 身長175センチで、日本では長身と言われる。だが、世界が舞台となると「周りの人が全員大きくて威圧感というか、すごく“圧”があるので怖いです」。リオ五輪で味わった「独特の雰囲気とかは本当に経験しないと分からないことだったと思う。その雰囲気に飲まれないように海外の選手と一緒に泳ぐことに慣れていかないと」と、貴重な経験を成長の糧とした。

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