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「俺の体、ヤバい…恥ずかしい」 天性の肩幅が目覚めた高3の夏休みの海 掴んだプロの称号

コンテストに出るようになって「24時間体のことを考えるように」

――コンテストに出るようになってしんどかったことは。

「しんどいというのはないですね。より考えるようになりました。24時間、体のことを考えるようになりました。本当に僕は負けず嫌いなんですよ。自分の理想とするフィジーク像のようなものがあるので、それに向かって、自己満足のトレーニングではなく『ステージで勝つための体作り』という視点で鍛え続けてきました」

――次の目標は。

「プロを取った以上は、一番大きな舞台、オリンピアに出て結果を出すことが結局プロとしての共通の目標になってくると思うので、そこに向かってどういう道でやっていくのかを考えないといけないですね。いきなり立てるようなステージではないので、またここからゼロからの積み重ねですね」

――自慢の部位は。

「僕の場合は筋肉ではなくて骨格ですね。肩幅。誰にも負けないです。鍛えてどうにかなるものではないですね。生まれ持ったものかなと思います」

――それを生かしたトレーニングをしている。

「そうですね。もちろん自分の骨格と他の人の骨格は違うので、自分の体に合ったトレーニングと自分の体に合った見せ方を研究課題にしていました」

――それはパーソナルトレーナーをする上でも生きてくる。

「生きてきますね。それぞれ骨格タイプが違うので、トレーニングのアプローチの仕方も変わってきます。そこを考えて、しっかり結果が伴ってきているという1つの証明になるので、お客様に実際にアウトプットして生かすことはできています」

――食事制限はかなりしていた。

「かなりしていました。有酸素運動を一切しないので、食事とトレーニングだけで絞った感じです。今回は9週間で体重で言うと脂肪だけで10キロぐらい。そこから水を抜いてトータルで15キロぐらい落としました」

――もう辛いというのはあまりない。

「やることが決まっているのと、大会が終わったら食べられるので、気持ち的な辛さはなかったです。体がしんどいな、というのは日によってありますが、気持ち的に辛いというのはなかったです。ゴールが決まっているし、周りの人の支えもありましたから」

(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro-Muku)

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