気になる二の腕のタプタプどう解消する? 腕の力がない人でもできる筋トレ3ステップ
「部分やせしたい」部位に必ず上がってくるのが二の腕です。細かく言うと、ひじを曲げたときにモリっと力こぶができる前側ではなく裏側の部分。いわゆる「振袖肉」といわれるタプタプとした脂肪が、みなさん気になっています。
連載「悩み解決! 滝沢ななえのカンタン家トレ」Vol.6 二の腕に効くエクササイズ
「部分やせしたい」部位に必ず上がってくるのが二の腕です。細かく言うと、ひじを曲げたときにモリっと力こぶができる前側ではなく裏側の部分。いわゆる「振袖肉」といわれるタプタプとした脂肪が、みなさん気になっています。
二の腕の裏側は、腕を後ろに持っていくときに使われます。ところが私たちは、何をするにも体の前で手を動かします。パソコンやスマートフォンを使う、本を読む、料理をしたり洗濯物を干したり畳んだり……。仕事や家事に限らず、腕を後ろに回して器用に何かする場面はほぼありません。強いて言うなら、下着や洋服を着るときに、ファスナーを上げたりホックをかけたりするぐらい。ですから、なかなか二の腕の裏側の筋肉には刺激が入らないため、いつの間にか、どんどん筋肉不足になってしまいます。
例えば、私の元でトレーニングをしている女性のクライアントさんをみても、腕立て伏せが1回も出来ないという方は全然、珍しくありません。むしろ、出来る方は元アスリートの方だけと言ってもいいほど。ほとんどの女性が、自分の体重を支えることが出来ないことを考えると、「二の腕の脂肪が気になる」という女性がたくさんいることもうなずけます。
筋肉不足を放置したままでは、特に脂肪のつきやすい方は、ポテポテ、タプタプしてきます。少しでもスッキリ、ほっそりした腕を目指すなら、普段の生活で刺激が入りにくい分、やっぱり筋トレをしてあげることがすごく大事です。
今回は腕の力にまったく自信がない! という方でも出来るエクササイズにはじまり、ガッツリ引き締められる腕立て伏せまで、3STEPで徐々に強度を上げていきます。STEP1や2は仕事の合間の「こそトレ(こっそりトレーニング)」にもピッタリ。家に帰るとどうしてもさぼってしまう人は、リフレッシュも兼ねて休憩時間にコツコツ続けるのも手です。
そして是非、STEP3の腕立て伏せまでチャレンジを! 実は腕立て伏せって、お腹周りも背中も刺激してくれる体幹トレーニング。全身の引き締めにもおすすめですよ!