肉体改造の「3日坊主」を卒業する方法 本気で変わるなら「パブロフの犬」になれ
本気で変わりたいと思うなら「パブロフの犬」になれ
トレーニングを始めた頃は、全身、隙間だらけです。むしろ何をやっても効果が出やすい、いわばイージーモード。超基本的な種目で普通にトレーニングする方が間違いなく結果が出ますし、結果的にモチベーションも上がり、継続したくなります。
それでも苦しいな、ツラいなと思った時は、誰かと一緒にトレーニングをするといいと思います。私も大会に向かって苦しいトレーニングが続く時は、教え子と一緒にやる約束をとりつけます。そうすると、「今日はトレーニングしなくてもいいか」と簡単にはサボれないし、相手がいると思うとやる気も出る。この方法は結構、おすすめです。
それでも続かない人は、本心では今の自分をあまり変えたいと思っていないのではないでしょうか。例えば、病気を治したければ、絶対に治療を続けますよね? それと同じ話だと思うのです。であれば、きっと今はまだ、取り組む時期ではないので、別にトレーニングをやらなくてもいいんじゃないでしょうか。3日坊主であることに罪悪感を持つ方が、心身にとってマイナスだと思いますよ。
結局、大事なのは「楽しい」「好き」という気持ちです。ということで、3日坊主で終わりたくない、本気で変わりたいと思うなら、根性で乗り切るよりも自分なりの楽しさを見出し、「パブロフの犬」になることです!
(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)