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メドベージェワ、不振脱却へ 露の識者も紛糾「4回転を」「周囲の声は気にしないで」

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダ、女子ではアレクサンドル・トルソワ(ロシア)が世界最高得点を更新する合計241.02点で優勝を飾った。15歳の新星の登場に沸く一方で、平昌五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)は5位に終わった。ショートプログラム(SP)での6位からフリーで巻き返したが、母国の識者からは「4回転を習得すべき」「周囲の声に注意を払う必要はない」などと様々な声も上がっている。

エフゲニア・メドベージェワ【写真:Getty Images】
エフゲニア・メドベージェワ【写真:Getty Images】

スケートカナダで5位のメドベージェワ、母国では心配する声も

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダ、女子ではアレクサンドル・トルソワ(ロシア)が世界最高得点を更新する合計241.02点で優勝を飾った。15歳の新星の登場に沸く一方で、平昌五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)は5位に終わった。ショートプログラム(SP)での6位からフリーで巻き返したが、母国の識者からは「4回転を習得すべき」「周囲の声に注意を払う必要はない」などと様々な声も上がっている。


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 かつて2度世界女王に上り詰めたメドベージェワが苦しんでいる。SPでは3回転ルッツで転倒するなど、得点が伸びず6位。フリーだけならトルソワ、紀平梨花に続く3位の演技で巻き返したが、表彰台には届かなかった。

 若い選手の台頭に押され気味のメドベージェワだが、母国でも識者たちから心配する声も。同国メディア「russian.rt」では2002年ソルトレイクシティー五輪アイスダンス銀メダリストで振付師のイリヤ・アベルブフ氏のコメントを伝えている。

「彼女のクリーンな滑りからメドベージェワがいい準備をしてきたことが分かりました。彼女は力をつけました。しかし、対等に戦うためには4回転ジャンプを習得する必要があります。言うだけでなく実際に行動に移さなければなりません。そういった切り札なしには、今、何かを期待することはできません。彼女は4回転サルコウを跳べるとのことですが、それを跳べば彼女はすぐに上位争いに加わることができます」

 こう話し、4回転ジャンプを完璧に習得しプログラムに組み込むことを勧めている。

 同メディアによると、コーチを変えるべきなどの声も上がっていたことを紹介。そうしたことを踏まえて、ソチ五輪金メダリスト、アデリナ・ソトニコワはこう話しているという。

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