1打差で不合格の19歳「あの光景は絶対忘れません」 あえて投稿した1枚…3打届かずの31歳は「来年は嬉し泣きを」【女子プロテスト】
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)2026年度最終プロテスト最終日が7日、茨城・静ヒルズCC(6462ヤード、パー72)で開催され、19位タイまでの21人が合格した。高校生は史上最多タイの6人で、1998年度生まれの黄金世代からは、谷田侑里香(27)が2位、杉原彩花(28)が14位、黒田光理(28)が19位で、合格率2.76%の難関を突破した。その中、不合格者がSNSでコメントを発信。早くも「諦めない思い」をつづっている。

合格率2.76% 黄金世代3人が難関突破
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)2026年度最終プロテスト最終日が7日、茨城・静ヒルズCC(6462ヤード、パー72)で開催され、19位タイまでの21人が合格した。高校生は史上最多タイの6人で、1998年度生まれの黄金世代からは、谷田侑里香(27)が2位、杉原彩花(28)が14位、黒田光理(28)が19位で、合格率2.76%の難関を突破した。その中、不合格者がSNSでコメントを発信。早くも「諦めない思い」をつづっている。
ツアー1勝・荒木優奈を姉に持つ19歳・荒木七海の不合格は、このテストの残酷さを象徴していた。最終18番パー4。奥のバンカーからの第3打を寄せ切れず、残した6メートルのパーパットはタッチが弱くカップの左に外れた。瞬間、1打差での不合格が確定した。
プロテストは2度目の挑戦。今年10月の日本女子オープンでは首位発進するほどの実力者で、周囲からも「今年は受かる」と見られていた。そのショックは計り知れず、アテスト後は呆然としていた。だが、夕刻にはインスタグラムにあえて「勝負のパット」を外した瞬間の写真を添付。「実力不足です。終わった後の、あの光景は絶対に忘れません。1年間ありがとうございました」とつづった。
ファンはすぐに反応。「最後の最後の悔しさが絶対に今後の活躍の原動力になるはず!」「悔しくてしょうがないと思いますが、将来的にはプラスになる時があります」「挫折が大きなチャンスです」などのメッセージを寄せた。
13度目の受験となった荒川侑奈は、通算2オーバーで3打届かなかった。第3Rを終えて65位だったが、最終日のこの日は68をマーク。トップ合格した長澤愛羅の67に続く全体2位のスコアで、28位に浮上した。31歳で今回の最終プロテスト出場者では最年長だが、その情熱は全く消えておらず、インスタグラムのストーリーズにこうつづった。
「今日やっと自分のゴルフが出来ました。あと少しだけ頑張ってみようと思います。来年は人生初の嬉し泣きをするのが目標です!」
4打届かず、31位だった四村彩也香もインスタグラムに「20人の壁越えられませんでした。27歳まだやるの?いつまでやるの?おばさんだね そんなこと言われても もう受かるまで戦い続けます!!」と断言しつつ、「4日間頑張ったで賞で1試合くらい出させてもらえたりしないカナ」と茶目っ気も見せている。
悔しさを感じながらの手応え。「このままでは終われない」の思いが、彼女たちの原動力となっている。東北福祉大4年時から7度目の挑戦で合格した黒田の言葉も印象的だった。
記者から「年齢的なことで、他の道に進むことも頭をよぎりませんでしたか」と問われ、「私、ゴルフがめっちゃ好きなんでそれは全く考えませんでした」と笑顔で即答した。
この日は終盤の16番でボギー、17番でダブルボギー、最終18番もボギーと苦しみながら、ボーダーライン上で悲願の合格を果たした。
「最後は心臓が持たないくらいドキドキでした。今はすごくホッとしています」
一発合格のエリートもいれば、雑草のごとく挑戦を続ける選手も多くいる。彼女たちの根本にあるのは、「ゴルフは難しく、悩ましいけど好き」の思い。今回の合格者も不合格者たちも、それぞれの思いでまたクラブを握る。
(柳田 通斉 / Michinari Yanagida)
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