女子バレーで生まれた衝撃大逆転「思ってもなかった」 18-24マッチポイントから…指揮官がかけた一言
バレーボール大同生命SVリーグ女子で衝撃の大逆転劇があった。17日に東急ドレッセとどろきアリーナで行われた開幕戦で、ヴィクトリーナ姫路がNECレッドロケッツ川崎に3-2(23-25、14-25、29-27、25-23、15-13)で勝利。ストレート負け直前から驚異の6連続得点でデュースに持ち込み、一気にひっくり返した裏には、点差を気にせず目の前のプレーに集中するマインドがあった。

2026-27 大同生命 SV.LEAGUE WOMEN
バレーボール大同生命SVリーグ女子で衝撃の大逆転劇があった。17日に東急ドレッセとどろきアリーナで行われた開幕戦で、ヴィクトリーナ姫路がNECレッドロケッツ川崎に3-2(23-25、14-25、29-27、25-23、15-13)で勝利。ストレート負け直前から驚異の6連続得点でデュースに持ち込み、一気にひっくり返した裏には、点差を気にせず目の前のプレーに集中するマインドがあった。
18-24。2セットを先取されて迎えた第3セットも、姫路はあっさりマッチポイントを握られた。あと1点でストレート負け。5得点の伊藤麻緒も「正直言うと、全員逆転して勢いよく勝てるなんて思ってなかった部分もある」と振り返る。しかし、そこからエース、カミーラ・ミンガルディのアタックや相手のミスで6連続得点。デュースに持ち込むと、勢いのままに29-27で取り返した。
第4セットもいきなり4連続失点で主導権を握られるが逆転で奪取。第5セットは序盤からリードを広げ、15-13で大逆転劇を完成させた。なぜ絶体絶命の場面からひっくり返すことができたのか。アヴィタル・セリンジャー監督は「スコアを見るな」と選手に声をかけた。監督自身、「それだけ離されていたという感覚がないぐらい集中していた」という。
目の前のボールに集中し、次のプレーを完璧にこなすことに全神経を注ぐ。伊藤も「6点差でもう落としたら負けというすごいプレッシャーがかかる状態ではあったが、それぞれ与えられた役割を果たしたことが1点ずつ積み重なった」結果だと見る。リベロの福留慧美も「諦めずに1点1点集中して自分の役割を全員が全うできたところが良かった」と胸を張った。
セリンジャー監督は「統計学的に言うと、18-24から勝つのは10回やって1回ぐらいしかないと思う。そういう意味ではラッキーだったと思う」とも口にした。しかし、運を掴めたのは最後の最後まで決して諦めないという思いが生んだ集中力だった。
(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)
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