週末女子ゴルフで“絶壁バンカー”一発脱出に大喝采 22歳スター候補「あんなにうまくいくとは…」吉澤柚月の妙技
国内女子ゴルフツアーの富士通レディース最終日が18日、千葉・東急セブンハンドレッドC西C(6717ヤード、パー72)で開催された。13位で出た吉澤柚月(三菱電機)は、2バーディー、1ボギーの71で回って通算7アンダーとし、11位で終えた。最終18番パー4では、名物の「絶壁バンカー」から一発で脱出。ピンに寄せて大歓声を浴びた。

富士通レディース最終日
国内女子ゴルフツアーの富士通レディース最終日が18日、千葉・東急セブンハンドレッドC西C(6717ヤード、パー72)で開催された。13位で出た吉澤柚月(三菱電機)は、2バーディー、1ボギーの71で回って通算7アンダーとし、11位で終えた。最終18番パー4では、名物の「絶壁バンカー」から一発で脱出。ピンに寄せて大歓声を浴びた。
「絶壁」を前にしても、吉澤は冷静だった。
「壁とボールとの間が1メートルある。ここからなら練習でも出せた。やってみよう」
ウェッジのバウンスを効かせたショットは、砂煙とともに高く舞い上がった。そして、ニアサイドにあるピン奥の2メートルにナイスオン。この妙技にギャラリーは大いに沸いた。
「あんなにうまくいくとは思いませんでした(笑)」
ナイスセーブはならなかったが、その存在感をあらためて示す一打となった。

高さも1メートルを超えるこのバンカーでは、さまざまなドラマが起きている。2007年大会のプレーオフでは、上田桃子が絶壁近くにボールを打ち込み、2発目で横のラフに脱出するなどして6オン。横峯さくらに勝利を奪われ、涙を浮かべながらバンカーからグリーンに向かった。
今大会では第3日に福山恵梨がバンカー内でパターを転がし、4打目で脱出を試みた。しかし、ボールは傾斜を転がり戻り、再び絶壁の前へ。そして、またパターを握ってバンカー内を転がし、次のウェッジショットで6オンとし、2パットで8をたたいた。
そうした悲劇に見舞われなかった吉澤は「でも、パーパットを外しちゃったんで」と苦笑い。今季後半戦、初優勝を含めて好成績でツアーの中心的存在になっている22歳は、最終戦JLPGAツアー選手権まで休みなしで走り抜ける。
(柳田 通斉 / Michinari Yanagida)
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