留学生抜き去り報道陣も「おおー!」 日本人1位…本人驚き&監督も「想定以上」と称えた激走――東洋大・宮崎優【箱根駅伝予選会】
第103回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)予選会は、17日午前8時30分から東京・陸上自衛隊立川駐屯地~立川市街地~国営昭和記念公園のコースで行われた。21年ぶりの予選会出場となった東洋大が、10時間31分30秒の1位で本戦切符をつかんだ。宮崎優(3年)が日本人トップ、全体4位の1時間1分5秒と力走。ここまで積み重ねてきた日々に胸を張った。

「THE ANSWER 陸上PLUS|NEWS」 箱根駅伝予選会
第103回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)予選会は、17日午前8時30分から東京・陸上自衛隊立川駐屯地~立川市街地~国営昭和記念公園のコースで行われた。21年ぶりの予選会出場となった東洋大が、10時間31分30秒の1位で本戦切符をつかんだ。宮崎優(3年)が日本人トップ、全体4位の1時間1分5秒と力走。ここまで積み重ねてきた日々に胸を張った。
目標は最初から明確だった。「箱根駅伝でしっかり戦うことをイメージするなら、日本人トップを取るくらいの力がないと戦えない。強気に行こう」。酒井俊幸監督からレース前にかけられた信頼を胸に、3年生の宮崎が立川を駆けた。
日本人トップ争いをしていた東農大の前田和摩(4年)を昭和記念公園内で突き放すと、勢いそのままに留学生も次々追い抜く。モニター越しに見守っていた報道陣も「おおー!」と前のめりになった。宮崎はその後も鬼気迫る表情で力強く腕を振り続け、トップの山梨学院大ブライアン・キピエゴ(4年)と17秒差の4位でフィニッシュした。
1時間1分5秒。「順位は想定通り」とした酒井監督も、「タイムに関しては、想定以上に稼いでくれた」と称えた。ハーフマラソンの資格記録が1時間2分22秒だった宮崎自身も、数字を見て「ビックリした」と驚きつつも「練習の消化率やここまでの取り組みを踏まえると、出てもおかしくはないのかな」と、ここまでの努力を誇った。
「チームの目標がトップ通過で、その中で自分の役割は日本人トップを取ることだった。しっかり目標達成できたのはよかった」
1年時から2年連続で箱根駅伝本戦の山上り5区を任されたが、前回大会は区間15位。チームも14位に沈み、20年連続で保持してきたシード権を逃して予選会に回った。「ここは通過点。みんなで強いチームをつくっていきたい」。箱根の借りは箱根で返す。
(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)
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