「一体何してるの」Amazonで5000円、アジア大会に突如現れた“馬8頭” 発案の経緯は「物理的に無理だったので」
愛知・名古屋アジア大会の馬術競技で、日本代表は総合馬術団体で銀メダル、馬場馬術団体で銅メダルを獲得した。名古屋市内で開催された祝福イベント「メダリストセレブレーション」に参加した際、メンバーは馬の被り物で登場。会場を沸かせ、ネット上にも爆笑を広げた。発案者の林伸伍に、経緯と思いを聞いた。

愛知・名古屋アジア大会
愛知・名古屋アジア大会の馬術競技で、日本代表は総合馬術団体で銀メダル、馬場馬術団体で銅メダルを獲得した。名古屋市内で開催された祝福イベント「メダリストセレブレーション」に参加した際、メンバーは馬の被り物で登場。会場を沸かせ、ネット上にも爆笑を広げた。発案者の林伸伍に、経緯と思いを聞いた。
28日のメダリストセレブレーション。暗闇から突如現れたのは8頭の“馬”だった。
日本代表の赤いウェアに身を包んだ馬術メンバーが首からメダルを下げ、馬の被り物で登場。腕を組んでポーズを決めた。最年少の村田諒だけ、ひと際巨大なコスチューム。空気で膨らませた馬の胴体までまとい、歓声を浴びていた。
発案した林は「普通にいっても(観客に)若い子たちが多いのと、馬とやる競技なので何かしら馬らしさを出したかった」と説明。事前に運営側に問題ないか確認したうえで、Amazonで注文した。
「前日に届いて何とか間に合いました」。被り物は1000円程度、村田の特大コスチュームは5000円ほどと少し値が張った。
この演出はSNSでもバズった。Xではあるユーザーの投稿が100万表示を突破。「馬術のみなさん、最高だった」「馬術のメダリストさんたちは一体何をしてるの」「名前を読み上げられても全員お馬さんだから誰が誰だか」などと笑いを誘われたファンが多く、話題沸騰となっていた。
「(登場時は)マスクをかぶっていたので、全部見えたり聞こえたりしたわけじゃないんですけど、結構沸いた感じはしました。むしろ終わった後のXを見た時の方が、反響があったんだなと感じました」
競技は東京・馬事公苑で行われた。イベント会場の名古屋とは距離があり、連れていけない相棒の代わりに被り物をしたのではないか――。推測するファンの投稿に、林はXで「100%その通りです」と答えていた。
「連れていければ1頭くらい、と思ったんですけど、会場の準備とかもありますしね。物理的に無理だったので」。結果的に、馬術のPRに成功したが「そうなればいいなという下心は、多少ありました」と笑った。
2024年のパリ五輪では、総合馬術団体チームが92年ぶりのメダルとなる銅を獲得。「初老ジャパン」の愛称でも注目を浴びた。
「動物と一緒にやるスポーツがそもそも少ない。老若男女、男女の差もないですし、それが特徴かなと思います。子供の頃から馬に乗っている人が国際大会では多いけれど、大人になってから乗馬を始めて、そこからアジア大会に出ている方もいる。誰でも馬に乗るところから始めていただければと常に思っています」と魅力を語った。
(THE ANSWER編集部・宮内 宏哉 / Hiroya Miyauchi)
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