井上拓真、Sバンタム級転向も視野 父「(戦いたい相手は)井上尚弥とか言わないでよ」拓真「試合してみたいですね(笑)」【一夜明け会見】
ボクシングのWBC世界バンタム級王者・井上拓真(大橋)が28日、激闘から一夜明けて横浜市内の所属ジムで会見に臨んだ。前日、トヨタアリーナ東京で行われた同級タイトルマッチ12回戦で、同級1位・那須川天心(帝拳)に3-0(114-113、116-111×2)の判定勝ち。ダウンを奪われながらも、巧みなディフェンスと引き出しの多さで凌ぎ、王座を守った。戦績は30歳の井上が23勝(5KO)2敗。28歳の那須川が8勝(3KO)2敗。

睡眠時間は30分…那須川天心戦の「反響は大きい」
ボクシングのWBC世界バンタム級王者・井上拓真(大橋)が28日、激闘から一夜明けて横浜市内の所属ジムで会見に臨んだ。前日、トヨタアリーナ東京で行われた同級タイトルマッチ12回戦で、同級1位・那須川天心(帝拳)に3-0(114-113、116-111×2)の判定勝ち。ダウンを奪われながらも、巧みなディフェンスと引き出しの多さで凌ぎ、王座を守った。戦績は30歳の井上が23勝(5KO)2敗。28歳の那須川が8勝(3KO)2敗。
会見場に現れた井上は「素直な気持ちとしては、プレッシャーも多かったですし、ホッとしています」と心境を明かした。「30分くらいしか寝られていないです。アドレナリンがでていたので家でダラダラとしていました」と振り返った。
試合の序盤、井上は那須川の動きを見ながら鋭いジャブで牽制した。2回は左ストレートを当て、ダメージを与える。4回終了時点で、ジャッジ2者の支持を得た。7回には一瞬の隙から左ストレートを顔面に浴び、痛恨のダウン。しかし、ロープを背負って冷静に回復に努めた。8回終了時点で2-1とリード。要所で鋭いカウンターを決め、那須川を最後まで寄せ付けなかった。結果は3-0の判定勝ち。返り討ちを果たし、2度目の防衛に成功した。
人気の高い那須川との一戦。「天心選手は知名度が高いので、反響は大きい。その中で返り討ちにできたのは良かった」と喜んだ。試合はダイジェストで確認。7回に喫したダウンについては「自分の気の緩み」とこの日も反省を口にした。
井上と那須川は昨年11月に同級王座決定戦で激突。当時は井上が3-0の判定勝ちでベルトを手に入れ、那須川に格闘技キャリア初黒星をつけた。2人はともに初防衛と挑戦者決定戦の激闘を経ての再戦だった。
今後について、所属ジムの大橋秀行会長は、指名試合や統一戦のほか「スーパーバンタムに上げることも視野に入れている」と選択肢を挙げた。井上本人は「(バンタムとスーパーバンタムの)どちらでも構わないですね」とコメント。戦いたいチャンピオンを問われると、父でトレーナーの真吾氏が「井上尚弥とか言わないでよ」とおどけた。
兄の尚弥は世界スーパーバンタム級4団体統一王者。拓真は「そうですね……でも、試合してみたいですね、井上尚弥と」と笑いながら語った。「どの選手というよりは、チャンスがあればどこでも」とコメント。尊敬する兄にどれくらい近づいたか問われると「結果的には全然近づいていないですね。でも勝負になったらわからないですよ」と発言。ただ「そう簡単に言えることじゃない」とも。真吾トレーナーは「意外とかみ合っちゃうかもしれないですね。分があるかもしれないです」と冗談交じりに語った。
(THE ANSWER編集部)
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