有終Vに王手も…高橋藍に笑顔なき理由 約束した「恩返し」、世界で培った勝者のメンタリティ【SVリーグ決勝】
バレーボールのSVリーグは15日、横浜アリーナで男子チャンピオンシップファイナル(決勝)の第1戦が行われ、レギュラーシーズン首位のサントリーサンバーズ大阪が同2位の大阪ブルテオンに3-1(26-24、22-25、25-16、25-23)で先勝。連覇に王手をかけた。アウトサイドヒッターの24歳・高橋藍は勝利したとは思えぬほど、冷静な口調で16日の第2戦を見据えた。

SVリーグ男子チャンピオンシップファイナル
バレーボールのSVリーグは15日、横浜アリーナで男子チャンピオンシップファイナル(決勝)の第1戦が行われ、レギュラーシーズン首位のサントリーサンバーズ大阪が同2位の大阪ブルテオンに3-1(26-24、22-25、25-16、25-23)で先勝。連覇に王手をかけた。アウトサイドヒッターの24歳・高橋藍は勝利したとは思えぬほど、冷静な口調で16日の第2戦を見据えた。
有終Vへ王手をかけた。
高橋はフェイクセットでドミトリー・ムセルスキーの得点を演出するなど、1ブロックを含む11得点をマーク。常にサントリー主導の攻撃を体現した。第4セットには劣勢の場面から同点に追いつく貴重なサービスエース。優勝してチームに置き土産を――。小さく拳を握り、雄たけびを上げる姿には強い意志が表れていた。
「この1試合目の勝利は大きなポイントだと思っていますし、明日(16日)の試合へのマインドセットも自分たちは有利に戦っていけると思っています」
試合後の囲み取材。高橋は勝利したとは思えぬほど、笑顔を見せず。ホッとした様子もなく、どこか冷静に淡々と分析した。
2020年に18歳の若さで日本代表に初選出。五輪2大会を経験し、ネーションズリーグで銀メダルも獲得した。世界の強豪と渡り合い、勝者のメンタリティを兼ね備える24歳は「明日はブルテオンも負けられない一戦なので、いつも以上の力を出してくる。向かってきた相手に対して、さらにギアを上げて戦っていかないといけない」と覚悟。後がないチームの底しれぬ強さを理解しているからこそ、表情も引き締まる。
イタリアリーグ1部・モンツァから移籍して2シーズン。今季限りでチームを離れる決断を下した。「(ファンの)期待に応えたい、声援に応えたいという部分が非常に大きい。この2シーズン、サントリーファンの方々やチームに支えられたので、優勝することがサンバーズで自分自身ができる恩返しだと思っています」と懸ける思いは強い。
勝てば連覇とともに、サントリーでのラストマッチとなる第2戦へ。酸いも甘いも噛み分けた背番号12が横浜の地で有終の美を飾る。
(THE ANSWER編集部・戸田 湧大 / Yudai Toda)
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