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ドネア、WBSS決勝辞退の可能性浮上に主催者がドタバタ対応「11月上旬。近日発表する」

ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝でWBA&IBF王者・井上尚弥(大橋)は5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)と激突するが、決勝の期日と会場は未定という現状への不信感からドネアが決勝戦出場を辞退する可能性が急浮上。米記者が伝えていたが、これを受けて主催者側は「11月上旬に決勝を行う」と慌てて反応している。

井上尚弥【写真:Getty Images】
井上尚弥【写真:Getty Images】

決勝辞退の可能性が伝えられたことを受け、主催者兄弟が反応

 ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝でWBA&IBF王者・井上尚弥(大橋)は5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)と激突するが、決勝の期日と会場は未定という現状への不信感からドネアが決勝出場を辞退する可能性が急浮上。米記者が伝えていたが、これを受けて主催者側は「11月上旬に決勝を行う」と慌てて反応している。


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 米ボクシング専門誌「ザ・リング」のライアン・ソンガリア記者が伝えた衝撃の一報。「ノニト・ドネアはWBSSからの撤退を検討していると言った。理由はナオヤ・イノウエとのバンタム級決勝のマッチアップの期日も会場も決まっていないことだ」とツイートした。

 ほかのメディア関係者も相次いでこのニュースを伝えていたが、これを受けてWBSSプロモーターのザワーランド兄弟は「11月上旬に決勝。日付と会場はWBSSが近日発表する」とツイッターで打ち消している。

 ドネアは自身のフェイスブックで、なかなか決勝の日程が決まらないことに業を煮やし「大会全日程は遅くても7月まで終了すると参加者全員は予想していた。この全ての予測不可能な問題から、自分のキャリアにとって最善の決断を下すべく、(プロモーターの)リチャードが導いてくれると信頼している」などとつづっていた。

 ボクシングファン待望のモンスターBSフィリピンの閃光の頂上決戦。主催者サイドは11月開催を明言したが、ドネアにとっては半年以上も試合が空くことになる。この後どういった決断を下すことになるのか、目が離せない。

(THE ANSWER編集部)




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