ワールドシリーズ第3戦

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は27日（日本時間28日）、本拠地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第3戦に「1番・DH」で先発。本塁打2発を含む長打4本の大暴れを見せた。

　大谷は初回に右翼線二塁打を放つと、第2打席で大投手シャーザーから右翼ポール際へのソロホームランを記録した。さらに続く3打席目も左中間への適時二塁打。そして7回にこの日2本目の同点ソロをかっ飛ばした。

　MLB公式サイトのサラ・ラングス記者のXによると、ワールドシリーズの1試合で長打4本を放ったのは過去に1人だけ。1906年のフランク・イザベル以来、大谷が119年ぶり2人目だという。

　大谷はこれで今年のポストシーズン8本塁打。これで2020年にコーリー・シーガーがマークしていたドジャースの球団記録に並んだ。ポストシーズン通算11本塁打は、松井秀喜氏（ヤンキース）を抜いて日本人歴代単独最多に。記録ラッシュになった。