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錦織、ウィンブルドンは13番人気 地元オッズで若手ランカーよりも“辛口評価”

男子テニスのウィンブルドン開幕が来月3日に迫り、現地ロンドンは早くも盛り上がりを見せている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」系列のブックメーカー「スカイ・ベット」が優勝予想のオッズを公開。史上最多8度目の優勝を狙うロジャー・フェデラー(スイス)が本命に押される一方、第9シードの錦織圭(日清食品)は全体13位の評価を受けている。

本命は上向き調子の前年覇者フェデラー、第9シードの錦織は…

 男子テニスのウィンブルドン開幕が来月3日に迫り、現地ロンドンは早くも盛り上がりを見せている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」系列のブックメーカー「スカイ・ベット」が優勝予想のオッズを公開。史上最多8度目の優勝を狙うロジャー・フェデラー(スイス)が本命に押される一方、第9シードの錦織圭(日清食品)は全体13位の評価を受けている。

 世界ランキング5位のフェデラーは、ウィンブルドンの前哨戦として行われたゲリー・ウェバー・オープンで、1セットも落とさない圧巻の内容で優勝。全仏オープンを含むクレーコートシーズンを全休し、休養からの復帰初戦となった6月のメルセデス・カップではまさかの初戦敗退を喫したが、試合勘の不安を吹き飛ばした。これを受けて、ブックメーカーの評価も一気に上昇。「大本命」と言える単独トップの3倍となっている。

 これまでの1番人気は昨年覇者で、世界ランキング1位のアンディ・マレー(英国)だったが、6月下旬のエイゴン選手権1回戦で同86位のジョーダン・トンプソン(オーストラリア)に敗れた影響で、オッズでは2位に甘んじる結果となった。

 スカイ・スポーツはサイト上で、「マレーは2.5倍が4.33倍となった。前大会のチャンピオンだが、2017年に獲得したタイトルは1つ(3月のドバイ・オープン)だけ。芝コートのグランドスラムに向けての準備に疑問が残っている」と厳しい評価を下している。

 大本命の座をフェデラーに譲ってしまったマレーは、腰の痛みでロンドンで行われたエキシビジョンマッチを欠場。今シーズンは帯状疱疹、肘の故障、インフルエンザなど、コンディションに不安を残している。

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