17歳・久保凛、日本新記録で女子800m連覇達成! 「自分の走りできた」1分59秒52 9月東京世界陸上へ大前進【日本選手権】
9月に東京・国立競技場で開催される陸上・世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権は5日、同会場で第2日が行われた。女子800メートル決勝で17歳の久保凛(東大阪大敬愛高)が1分59秒52の日本新記録をマーク。圧倒的な強さで連覇を達成し、9月の世界選手権出場へ大きく前進した。

陸上・日本選手権第2日
9月に東京・国立競技場で開催される陸上・世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権は5日、同会場で第2日が行われた。女子800メートル決勝で17歳の久保凛(東大阪大敬愛高)が1分59秒52の日本新記録をマーク。圧倒的な強さで連覇を達成し、9月の世界選手権出場へ大きく前進した。
序盤から先頭に立った久保。58秒台で残り1周に入り、圧倒的な強さで独走。世界選手権の参加標準記録(1分59秒00)にこそ届かなかったものの、日本新記録で優勝した。
久保は「今回は標準記録を切るという意味で、優勝を目指して臨んだ。少し悔しいタイムになってしまったと思うけど、自分の走りができたので良かった。想定していたプランで走ることができた。今回で2分切れたのは2回目。何本走っても2分を切れる体にしないと世界では活躍できないと思う。もっと練習を積んでレベルを上げていきたい」と語った。
今大会での代表内定はならなかったが、現時点で世界選手権参加資格の基準となる世界陸連のランク「Road to Tokyo」で出場圏内の42位につけており、代表入りに大きく前進した。
(THE ANSWER編集部)