圧勝のバレー日本、17得点のエースに年上リベロが思わず「宮浦様」存在感抜群の26歳が語った“手応え”
バレーボール男子のネーションズリーグは29日、ブルガリアで予選ラウンド第2週の最終日を行った。世界ランキング7位の日本は、同6位のスロベニアと対戦し3-0(27-25、25-15、25-16)でストレート勝ち。大会通算で5勝3敗とした。両チーム最多の17得点を挙げた26歳のオポジット宮浦健人は絶好調。28歳のリベロ小川智大が思わず「宮浦様」呼びをしてしまうほど存在感を高めている。

リベロ小川が思わず後輩を「宮浦様」誰もが認める存在感
バレーボール男子のネーションズリーグは29日、ブルガリアで予選ラウンド第2週の最終日を行った。世界ランキング7位の日本は、同6位のスロベニアと対戦し3-0(27-25、25-15、25-16)でストレート勝ち。大会通算で5勝3敗とした。両チーム最多の17得点を挙げた26歳のオポジット宮浦健人は絶好調。28歳のリベロ小川智大が思わず「宮浦様」呼びをしてしまうほど存在感を高めている。
日本は27日のウクライナ戦をフルセットの末に2-3で落とした。1日空いての試合を完勝したことに、試合を中継した「U-NEXT」のインタビューに登場した宮浦は「まずは今日の試合勝ててうれしいですし、特に1セット目、ああいった難しいセットを取り切れたのは嬉しい」と笑顔を見せた。
第1セット、日本は立ち上がりからポイントを重ねて突き放したものの、終盤デュースとされ27-25で振り切った。第2セットは攻守に圧倒し25-15。コートが入れ替わった第3セットもパリ五輪代表の大塚達宣と宮浦が得点を伸ばして快勝した。宮浦は両チーム最多の17得点。大塚も15得点を記録した。
宮浦はウクライナ戦を「本当にもったいない負け方」と振り返る。この試合に臨むにあたっては「しっかりチームとして戦う」ことを意識。その通りプレーできたという。
大黒柱としての安定感は、チームの誰もが認めるところ。年上の小川が同じく試合後のインタビューで、トスを上げる際に考えていることを問われると「スパイカーが気持ち良く打てるように。今一番誰が決まってるのか考えながら上げています。宮浦様が一番決めているので、少し悪いボールも全部打ってくれているので感謝しかない」と思わず“様”づけで感謝するほどだ。
7月の第3週は日本の千葉で行われる。対戦するのはドイツ、アルゼンチン、ブラジル、アメリカと強豪ばかり。若手を起用したことで「チームとしても層が厚くなっている」と口にした宮浦は「ファンの皆さんの前で試合ができるのは楽しみ。次のラウンドも強豪ぞろいなので応援でプッシュしていただきたい」と地元の大声援にも期待した。
(THE ANSWER編集部)