LAメディアが「気を付けろ」と訴えた大谷663日ぶり登板の仰天事実 「あれが前兆なら…」今後を予測
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が16日(日本時間17日)のパドレス戦で663日ぶりの復帰登板を果たしたことは、各方面にすさまじい反響を及ぼした。地元メディアからは最速161キロも計測された球速への驚きとともに「あれがこれから起こることの前兆なら、みんな気を付けろ」と、今後のさらなる衝撃も予測している。

663日ぶり投手復帰
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が16日(日本時間17日)のパドレス戦で663日ぶりの復帰登板を果たしたことは、各方面にすさまじい反響を及ぼした。地元メディアからは最速161キロも計測された球速への驚きとともに「あれがこれから起こることの前兆なら、みんな気を付けろ」と、今後のさらなる衝撃も予測している。
大歓声の中でマウンドに上がった大谷。先頭打者のタティスJr.の初球から157キロのシンカーを投げ込みファンをどよめかせると、2番アラエスの4球目には100.2マイル(約161キロ)をマークした。連打を浴びて3番マチャドの犠飛で1点を失ったものの、ファンはドジャーブルーのユニホームで初めてマウンドに上がった背番号17を拍手で称えていた。
米カリフォルニア州の地元ラジオ局「AM 570 LAスポーツ」のインスタグラムは、番組内で大谷の登板について識者が意見を交わした動画を公開。米放送局NBCでスポーツアンカーを務めるフレッド・ロギン氏が「この男は時速98マイルを投げる」と話すと、元NFL選手で引退後は米スポーツ専門局「FOXスポーツ」などでもホストを務めたロドニー・ピート氏も「彼は数回、時速100マイルを投げた」と呼応した。
これについてロギン氏は「そのことを考えると……彼は1年半ほど投げていなかった。そしてただ出てきて、調子が良かった。無理しないで、とにかく投球動作とリズムを身につけよう、何も問題ない、時速100マイルでボールを投げるだけだ、って」と“大谷目線”での動きに言及。「この男はほぼ2年登板してなくて、昨夜何が起こったのかを考えたら……。彼は試合で実戦対決はしていないんだ。彼ら(ドジャース)は、元の状態に戻すために、どこかにやることもなかった」とマイナーでの調整登板がなかったことにも触れた。
そのうえで「もしあれがこれから起こることの前兆なら、みんな気を付けろ。なぜなら彼は時速100マイルや98マイルを投げる。信じられないほど鮮明で鋭いプレーをしたわけではないが、2年間登板していなかった選手だぞ」と復帰戦での事実に驚くばかり。コンディションが上がることが予想される今後、さらなる衝撃をもたらすことも予測している。
(THE ANSWER編集部)