本拠地ジャイアンツ戦

　米大リーグ・ドジャースは15日（日本時間16日）、本拠地ジャイアンツ戦に5-4で勝ち、同地区ライバルとの3連戦を2勝1敗と勝ち越した。試合前、ジャイアンツの大型トレード成立により急遽先発投手が変わるというハプニングも。ドジャースのトミー・エドマン外野手は「ショッキングだったよ」と舞台裏での様子を語っている。

　この日、ジャイアンツの先発のマウンドには当初発表されていたカイル・ハリソンではなく、右腕ショーン・ジェレが上がった。試合開始直前に予定が変更された理由は、レッドソックスとの間に成立したトレード。ジャイアンツは通算215本塁打、696打点の実績を持つ28歳のラファエル・デバース内野手を獲得し、ジャイアンツからはハリソンを含めた4選手がレッドソックスに移ることが決まった。

　米カリフォルニア州地元局「NBCロサンゼルス」のマイケル・ドゥアルテ記者は自身のXで、試合後のエドマンのインタビュー動画を公開。トレードと先発変更について知ったタイミングを聞かれたエドマンはこう答えた。

「先発投手の変更については試合30分前くらいに聞いた。トレードの内容については試合開始直前に聞いたんだ。ショッキングだったよ。シーズンのこの段階であんな大きな動きがあるとはね。ベンチでは話題になったよ」

　対戦相手であるドジャースにも衝撃を与えた電撃トレードだったようだ。