日本ボクシング界の活況ぶりに米リング誌編集長ワクワク 「ジャパンタム級時代」と造語で表現
活況の日本ボクシング界に米国からも熱視線が送られている。8日は東京・有明コロシアムでWBC&IBF世界バンタム級王座統一戦12回戦が行われ、WBC同級王者・中谷潤人(M.T)がIBF同級王者・西田凌佑(六島)に6回終了TKO勝ちし、2団体統一を果たした。会場には同級の日本人世界王者が集結。今後の対決展望に、米老舗誌の編集長も「ジャパンタム級時代」と造語を使って期待を示した。

日本人対決に米リング誌編集長も期待
活況の日本ボクシング界に米国からも熱視線が送られている。8日は東京・有明コロシアムでWBC&IBF世界バンタム級王座統一戦12回戦が行われ、WBC同級王者・中谷潤人(M.T)がIBF同級王者・西田凌佑(六島)に6回終了TKO勝ちし、2団体統一を果たした。会場には同級の日本人世界王者が集結。今後の対決展望に、米老舗誌の編集長も「ジャパンタム級時代」と造語を使って期待を示した。
日本人同士の世界王座統一戦を制し、中谷がバンタム級2つ目のベルトを手にしたこの日。WBO同級王者・武居由樹(大橋)とWBA同級休養王者の堤聖也(角海老宝石)も生配信番組「Prime Video Boxing 13」のゲストとして会場にいた。試合後の取材で、堤は「絶対面白いですよ。僕らの試合」と改めて武居との対戦を希望。武居は「まあ、自分は何でもいいですよ。ここまで来たら」と笑顔で答えた。
2人の今後の対戦可能性に触れたX上の投稿に反応したのが、世界で最も権威あるとされる米専門誌「ザ・リング」のダグラス・フィッシャー編集長。引用リポストで「私は118ポンド級の“ジャパンタム級(Japantamweight)”時代を楽しんでいる」と「ジャパン」と「バンタム級」をかけ合わせた造語を使って、ワクワク感を表現した。
この日は中谷―西田の統一戦以外にも、那須川天心、坪井智也、増田陸(全て帝拳)とバンタム級の猛者3人が勝利を収め、存在感を示した。同階級では他にも井上拓真(大橋)、比嘉大吾(志成)ら世界ランカーの日本人が存在している。
(THE ANSWER編集部)