疑問の声上がる大谷の判定「あなたはどう思う?」 米識者が擁護「明らかに打とうとしていない」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地セントルイスのカージナルス戦に「1番・DH」で先発出場し、8回の第5打席で死球を受けた。この時に大谷が「スイングしていた」と疑問視する声がネットで上がっていることを米識者が指摘。「明らかに避けようとしているだけ」と擁護している。

敵地カージナルス戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地セントルイスのカージナルス戦に「1番・DH」で先発出場し、8回の第5打席で死球を受けた。この時に大谷が「スイングしていた」と疑問視する声がネットで上がっていることを米識者が指摘。「明らかに避けようとしているだけ」と擁護している。
問題の場面は4点リードで迎えた8回2死一、二塁の第5打席。カージナルス・スヴァンソンの引っかかったスライダーが大谷の左足付近に直撃した。ボールを避けようと体を捻る中でバットを振りかけ、相手捕手もスイングではないかと審判に確認を求めた。三塁塁審はノースイングの判定。大谷は痛みで少し顔を歪めるも、次第に落ち着いたようで一塁へ向かっていった。
「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米投球分析家のロブ・フリードマン氏は自身のインスタグラムでこの場面の映像を公開。「ソーシャルメディアではこれがスイングだったと言う人たちがいる。あなたはどう思う?」と問いかけた。続けて「自分の意見では、これは明らかに避けようとしているだけで、ボールを打とうとはしていなかった」と持論をつづった。
コメント欄には米ファンから「ノースイングだ」「全くスイングじゃない。違う風に見ている人がいるのが理解できない」「打とうとはしていないね」と同意の声が溢れる一方、「間違いなくスイングだ」と反対意見も上がった。「意図は関係ない。バットがプレートの上を通過しているからスイングだ」という声に対し、フリードマン氏は「(笑)そんなルールは決してない」とも反論していた。
大谷はこの日、4打数1安打。チームは7-3で勝利した。
(THE ANSWER編集部)