ドジャースとの3連戦を前に…

　米大リーグ・パドレスの“時間つぶし”の方法が反響を呼んでいる。9日（日本時間10日）から本拠地サンディエゴで行われるドジャースとの3連戦を前に、まさかのアクシデントが勃発。その状況で選手たちがとった行動がSNS上で公開されると、米ファンから「気に入った」「大人になっても野球少年なんだな」といったコメントが集まっている。

　空港での突然の空き時間も楽しんだ。ドジャースとの3連戦を控えたパドレスの選手たち。だが飛行機のタイヤがパンクしたようで、離陸まで思わぬ時間ができてしまった。そんな中で一部の選手は飛行機横の一角で遊び始めた。投手役の選手がペットボトルのキャップを飛ばし、打者役の選手がそれを空のペットボトルで打つ、というゲーム。見事に“ヒット”を放ち、一同は両手を上げたり、ハイタッチしたりと、楽しんでいた。

　パドレスの投手コーチ、ルーベン・ニエブラ氏は自身のインスタグラムに「飛行機のタイヤがパンクした時、ボトルキャップゲームが始まった！」とつづって動画を公開。米ファンからは「これが私をハッピーにしてくれる」「このエネルギーが大好き!!!」「気に入った（笑）」「こういった動画を待っていた。本当に最高だ。裏側を見せてくれてありがとう」「野球少年は、大人になってもまだ野球少年なんだな（笑）」「私たちの選手が子どもになってる……最高!!!!!!」「これぞチームだ」など、さまざまな反響が寄せられた。

　ナ・リーグ西地区は8日終了時点で首位がドジャースで、これをパドレスが1ゲーム差で追う展開。3連戦の行方に注目が集まる。