世界戦で衝撃の1.95kg体重超過も「努力したさ」 王座剥奪ボクサーが弁明「体が大きくなって…」
ボクシングのWBO世界ライト級王者のキーショーン・デービス(米国)が、7日(日本時間8日)に予定されていた初の防衛戦の前日計量で4.3ポンド(約1.95キロ)の体重超過を犯し、戦わずしてタイトルを剥奪されることになった。試合は中止になり、デービス本人は「体が大きくなって追いつかなくなったんだ。努力したさ」などと弁明。米紙が伝えている。

キーショーン・デービスの体重超過でWBO世界ライト級タイトルマッチは中止に
ボクシングのWBO世界ライト級王者のキーショーン・デービス(米国)が、7日(日本時間8日)に予定されていた初の防衛戦の前日計量で4.3ポンド(約1.95キロ)の体重超過を犯し、戦わずしてタイトルを剥奪されることになった。試合は中止になり、デービス本人は「体が大きくなって追いつかなくなったんだ。努力したさ」などと弁明。米紙が伝えている。
デービスは前日計量で139.3ポンド(約63.2キロ)。ライト級のリミットである135ポンド(約61.23キロ)よりも、1つ上のスーパーライト級のリミット(140ポンド=約63.50キロ)に近い体重だった。米誌「USAトゥデイ」はエドウィン・デ・ロス・サントス(ドミニカ)との初防衛戦は中止となり、戦わずして王座が剥奪されることになると伝えた。
同紙は「なぜキーショーン・デービスVSエドウィン・デ・ロス・サントスは中止になったのか」との見出しで記事を掲載。興行をプロモートするトップランク社のインタビュー内での発言として「体が大きくなって体重が追いつかなくなったんだ。俺は4年以上、計量を成功させてきた。ただ単に体が大きくなって追いつかなくなったんだ。努力したさ。昨晩は遅くまで起きて減量しようとした。朝も早起きしたよ」と本人の弁明も紹介している。
デービスは2021年に行われた東京五輪のライト級銀メダリスト。2021年にプロ転向し、2025年2月14日(同15日)には米ニューヨークでデニス・ベリンチク(ウクライナ)に4回1分45秒KO勝ちを収め、王座を奪ったところだった。
(THE ANSWER編集部)