菅野智之、“大谷のHR王ライバル”から「邪悪な」奪三振 驚愕の精度が「マダックス彷彿」と米絶賛
米大リーグ・オリオールズの菅野智之投手は3日(日本時間4日)、敵地シアトルで行われたマリナーズ戦に先発登板した。リーグトップの23本塁打を記録しているカル・ローリー捕手から、2回に空振り三振を奪った1球が米国で「邪悪な」「エグいな」と注目を集めている。

マリナーズ戦に先発
米大リーグ・オリオールズの菅野智之投手は3日(日本時間4日)、敵地シアトルで行われたマリナーズ戦に先発登板した。リーグトップの23本塁打を記録しているカル・ローリー捕手から、2回に空振り三振を奪った1球が米国で「邪悪な」「エグいな」と注目を集めている。
菅野はマリナーズの「4番・捕手」で先発したローリーと2回先頭で初対決。初球からスプリットとシンカーだけで追い込むとフルカウントからの6球目、低めにスプリットを決めて空振り三振を奪った。急速落下するボールは、左打者のローリーが右手一本で振り抜いたバットにかすりもしなかった。
この1球を、米国で投球分析家として活動するロブ・フリードマン氏が自身のXに「トモユキ・スガノ、邪悪な88マイル(約142キロ)のスプリット」と題して公開すると、米国のファンから「なんて良い球だ。wow」「エグいな。グレッグ・マダックスを彷彿とさせるね」「新人賞か?」とコメントが集まった。
ローリーは今季メジャー5年目の28歳。ここまで23本塁打をマークしており、大谷翔平投手(ドジャース)と並んで両リーグトップ。ア・リーグでは大砲アーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)に2本差をつけている。
(THE ANSWER編集部)