エドマンが明かした大谷の凄み

　米大リーグ・ドジャースのトミー・エドマン外野手が、1日（日本時間2日）に行われた本拠地ヤンキース戦の試合中、中継の実況席と異例のインタビューに応じた。チームメートの大谷翔平投手にも触れ、普段の振る舞いには「他の選手とかなり違います」と明かす場面もあった。

「6番・中堅」で先発出場したエドマンは2回、ヤンキースの2番グリシャムの打席中、米スポーツ専門局「ESPN」のマイクをつけ、実況席からの質問に答えた。チームメートとして、大谷をどう見ているか、との問いには「彼はスペシャルです」と率直に述べ、とりわけそのキャラクターに一目置いていた。

「野球界で彼のようなことをする人は他にはいません。その事について彼がとても謙虚なのが凄いと思います。他の選手同様に、過度に注目を浴びたくないと思っている人ですが、彼は僕が会った中で最も控え目な選手。いつも同じマインドセットで、調子が良い時も悪い時も…あまり調子が悪いことはないですけど……変わらない。いつも同じなのです」

　実況席からは大谷に関する質問が続き、メディアからの注目度については「他の選手とかなり違います」と語った。「日本で垣間見ることができましたが、彼はどこにも出かけることができなかった。日本だけでなく、ここLAでもそれをすべて上手くやって、試合に集中し、やるべきことをやって、それにピッチングも加わって本当に信じられないです」と続け、超一流スターが置かれた立場だけでなく、その状況を物ともしない姿に舌を巻いていた。