「こんなに白いのね」 ダービーV北村友×斉藤崇師のタッグで思い出す名牝クロノジェネシスの今
競馬の祭典G1日本ダービー(東京優駿、芝2400メートル)が1日、東京競馬場で行われ、1番人気のクロワデュノール(牡3・斉藤崇)が早め先頭から抜け出し1着でゴールインした。勝ちタイムは2分23秒7。鞍上の北村友一騎手、斉藤崇史調教師はともに初めてのダービー勝利となった。このタッグで競馬ファンが思い浮かぶのはG1有馬記念、宝塚記念などG1・4勝した名牝クロノジェネシス。現在はノーザンファームで繁殖牝馬として活躍している。4月の出産時には「今はこんなに白いのね」「健やかに育ちますように」などの反響が殺到していた。

クロノジェネシスは繁殖牝馬として活躍中
競馬の祭典G1日本ダービー(東京優駿、芝2400メートル)が1日、東京競馬場で行われ、1番人気のクロワデュノール(牡3・斉藤崇)が早め先頭から抜け出し1着でゴールインした。勝ちタイムは2分23秒7。鞍上の北村友一騎手、斉藤崇史調教師はともに初めてのダービー勝利となった。このタッグで競馬ファンが思い浮かぶのはG1有馬記念、宝塚記念などG1・4勝した名牝クロノジェネシス。現在はノーザンファームで繁殖牝馬として活躍している。4月の出産時には「今はこんなに白いのね」「健やかに育ちますように」などの反響が殺到していた。
馬主サンデーレーシング、斉藤崇厩舎のクロノジェネシスは2018年9月に北村を鞍上にデビュー勝ちした。阪神JF2着、桜花賞3着など世代トップレベルで活躍し、3歳秋の秋華賞で待望のG1初制覇を果たした。その後も鞍上・北村を背に宝塚記念、有馬記念などビッグレースを制覇。一時代を作った。しかし21年5月、北村がレース中に落馬負傷。無念のコンビ解消となり、クロノジェネシスは同年の有馬記念で引退した。
北村はリハビリの末、1年後に復帰。徐々に勝ち星を伸ばしていき24年G1ホープフルSをクロワデュノールで制し復活のG1優勝。20年有馬記念のクロノジェネシス以来のG1勝利だった。また偶然か、クロワデュノールも馬主サンデーレーシング、厩舎も斉藤崇厩舎でクロノジェネシスとまったく同じタッグだった。
現在、クロノジェネシスはノーザンファームで繁殖牝馬として活躍中。今年4月には父イクイノックスとの「元気な女の子を出産しました」とノーザンホースパーク公式Xが報告。近影の動画も添えられ大反響が集まった。「出産おめでとうございます」「健やかに育ちますように」など出産への祝福や「色が変わっても美しい」「今はこんなに白いのね」と現役時より真っ白になった芦毛の馬体に驚く声も寄せられた。
23年にエピファネイアとの配合で初仔となる牡馬が誕生。現在は2歳で今年デビューが予定されている。馬主は母と同じサンデーレーシングでベレシートと名付けられた。
(THE ANSWER編集部)