ボブルヘッド人形への反応に米ファン熱視線

　米大リーグ・カブスの今永昇太投手が、自身のボブルヘッド人形を手にした際のリアクションに熱視線が注がれた。米ファンの間で反響を呼び、芸の細かな自虐的な振る舞いに、同僚の妻からも反応が届いた。

　思わずにこやかな笑みがこぼれた。

　椅子に腰かけ、笑顔を浮かべる今永の首振り人形。1日（日本時間2日）の本拠地レッズ戦で来場者に配布されたこのボブルヘッド人形を見て、カメラを向けられた本人は「オー。僕ですね！　サンキュー！」と反応した。

　さらに、小さなシールを受け取ると器用な指使いで操り、人形の左もも裏へと貼り付け。「僕の怪我」と言いながら左ハムストリングの張りで負傷者リスト入りしている現況を表す、自虐的なリアクションをとった。

　カブス公式とMLBジャパンのインスタグラムが共同投稿で映像を公開。「イマナガ医師が今から診察します」とつづられた投稿には、ファンも思わず釘づけ。コメント欄には「ショウタ、早くよくなってね」「戻ってくるのが待ちきれないわ!!」といった声が書き込まれた他、同僚のジャスティン・ターナーの妻コートニーさんも「バンドエイドが！（涙）」と、細かな芸当に鋭く反応していた。

　カブスは今永のボブルヘッド人形が配布されたレッズ戦で7-3と快勝。3日（日本時間4日）からは敵地でナショナルズとの3連戦を迎える。