大谷とジャッジ、初回のアーチ競演で判明した“史上初”の珍記録 米企業が指摘「今夜、MVP2人が…」
米大リーグのドジャースは30日(日本時間31日)、本拠地でヤンキースと戦っている。初回にいきなり飛び出したのが、大谷翔平投手とアーロン・ジャッジ外野手の本塁打の応酬。2人の“競演”には史上初とのおまけもついた。米国のデータ提供会社が指摘している。

MVP経験者2人が同じ試合の初回に本塁打の応酬は「史上初」
米大リーグのドジャースは30日(日本時間31日)、本拠地でヤンキースと戦っている。初回にいきなり飛び出したのが、大谷翔平投手とアーロン・ジャッジ外野手の本塁打の応酬。2人の“競演”には史上初とのおまけもついた。米国のデータ提供会社が指摘している。
先手を打ったのはジャッジだった。「2番・右翼」で先発し初回1死無走者で打席に立つと、ドジャース先発ゴンソリンの3球目、低めストレートをフルスイング。打球速度113マイル(約181.8キロ)、飛距離446フィート(約135.9メートル)という特大弾が中堅バックスクリーンに飛び込んだ。本塁打部門で両リーグトップに立つ大谷翔平投手に、1本差と迫る19号だ。
ただ、大谷も負けてはいない。「1番・DH」で先発しその裏の初打席、ヤンキース先発フリードの初球シンカーを同じく中堅に運んだ。105.5マイル(約169.8キロ)、飛距離417フィート(約127.1メートル)という21号ソロには、中継に抜かれたジャッジも信じられないといった様子だ。
米国のデータ提供会社「オプタスタッツ」が公式Xで「今夜、MVP受賞者2人が同じ試合の初回にホームランを打つという、MLB史上初めての記録をマークした」と指摘。ジャッジは2022年、2024年にア・リーグMVPを獲得。大谷は2021年と2023年にア・リーグ、昨季はナ・リーグでMVPを獲得した。大谷のエンゼルス時代にはタイトル争いで直接のライバルだった2人にふさわしい勲章だ。
(THE ANSWER編集部)