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米ESPN、大谷はMVP争い「2番手」 MLB最多20発でも…最右翼23歳の「大谷は真似できない」能力

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手はここまで、両リーグトップの20本塁打を放つ活躍を見せている。米国では、早くもナ・リーグMVPの行方が議論に。大谷が獲れば2021年、23年、24年に続く3年連続4度目となるが、現状では「最有力候補ではない」とする意見も出ている。

ドジャースの大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャースの大谷翔平【写真:荒川祐史】

投手復帰後の内容に注目「良い登板が続けば…」

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手はここまで、両リーグトップの20本塁打を放つ活躍を見せている。米国では、早くもナ・リーグMVPの行方が議論に。大谷が獲れば2021年、23年、24年に続く3年連続4度目となるが、現状では「最有力候補ではない」とする意見も出ている。

 米誌「スポーツ・イラストレイテッド(SI)」は「ドジャースのショウヘイ・オオタニは、関係者によるとナ・リーグMVP最有力候補ではない」と題する記事を掲載した。

 伝えているのは、米スポーツ専門局「ESPN」によるMVPランキングだ。「ショウヘイ・オオタニは、野球界屈指の選手だ。誰もが驚かない。今シーズンはナ・リーグMVP最有力候補として迎え入れられた。だが、ESPNのランキングで、現時点では2位に甘んじている」。1位に上がっているのはカブスのピート・クロウ=アームストロング外野手だという。

 大谷の29日(同30日)までの成績は54試合で打率.292、20本塁打、35打点。OPSは1.042だ。一方のクロウ=アームストロングは56試合で打率.275、15本塁打、50打点。OPSは.866にとどまる。

 2人の差を生んでいるのは守備力で、SI誌の記事では「指名打者であるオオタニは、この守備力を真似することはできない」と指摘した。一方、クロウ・アームストロングにも弱点があり「この賞の有力候補となりえるが、過去にそのような成績を残していない点から、シーズンを通じてこれほどのレベルを維持できるかは依然として大きな疑問が残る」としている。

 そして最大の変数は、大谷側にある。「このレースにおける最大のカギは、投手復帰後のオオタニの活躍だ。良い登板が続けば、二刀流スターの受賞は間違いないだろう」と指摘した。

 実績十分の大谷と、まだ23歳のクロウ=アームストロング。記事は「オオタニはこれまで何度も、このレベルのプレーを維持できることを証明してきた。だが、他の候補者が同様に維持できるかは疑問だ」としているが、栄冠はだれの頭上に輝くだろうか。

(THE ANSWER編集部)

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