プロ野球ファンが審判を称賛「誤審が~とか話題にもなるけど…」 逃さなかった決定的瞬間「見る位置も完璧」
プロ野球の審判は、とかく誤審やミスばかりが注目されがちだ。ただ28日にZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ―オリックス戦(ZOZOマリン)では、紙一重の好走塁を見逃さなかったジャッジにファンが称賛の声を上げている。

本塁で間一髪のタイミング…早かった左手
プロ野球の審判は、とかく誤審やミスばかりが注目されがちだ。ただ28日にZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ―オリックス戦(ZOZOマリン)では、紙一重の好走塁を見逃さなかったジャッジにファンが称賛の声を上げている。
試合は1-1の同点で9回を迎えた。オリックスは2死二塁の好機に、ルーキーの麦谷が右前打。二走の来田は本塁に突入したものの、右翼からのバックホームときわどいタイミングになった。頭から本塁に滑り込み、球審はすかさずセーフの判定を下した。
ロッテ側のリクエストによりビデオ判定に。ただバックネット裏からの映像では、来田の左手が捕手のミットをかいくぐって本塁を払う様子がきれいに映っていた。
「パーソルパ・リーグTV」が、この場面の動画を公式YouTubeに公開すると、ファンからは一瞬の動きを見逃さなかった球審に称賛の声が。「スローで見ないと判断できひんものを瞬時に冷静にジャッジできる審判は改めてプロ」「誤審が~とか話題にもなるけど、このスピード感のプレーを正確にジャッジしてるのは素直に素晴らしい」「見る位置も完璧でこれがプロの審判ですね」などと称賛の声が集まった。
この判定を下した球審は深谷篤審判員。入局27年目で、日本シリーズ出場も6回を数える52歳のベテランだ。2023年のワールド・ベースボール・クラシックにも審判として参加している。
(THE ANSWER編集部)