ブライトン三笘薫の超絶ゴールに再脚光

　サッカーイングランド1部ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫の超絶ゴールが、リーグ年間最優秀ゴール候補にノミネートされ、その凄さに改めて脚光が当てられている。難易度の高いトラップから右足で突き刺した衝撃の一撃に、海外プレーヤーから「信じられない」「これはすげえ。冗談だろ」と感嘆の声が漏れた。

　今季プレミアリーグの最優秀ゴール候補には、8つがノミネート。その1つとなった三笘の超絶弾は、2月14日の第25節チェルシー戦（3-0）で生まれたもの。GKから送られた背後からのロングフィードを右足のつま先付近でコントロール。相手のマークを巧みな切り返しでかわし、右足で仕留めたテクニカルな一撃だ。

　ブライトン公式インスタグラムは、「メッシじゃない、ミトマだ。カオルのチームメートたちが、ゴール・オブ・ザ・シーズン候補にノミネートされた彼のセンセーショナルなゴールにリアクション！」と文面につづり、1本の動画を公開。三笘のゴール映像を改めて確認した同僚たちのリアクションに焦点を当てた。

　チームメイトから漏れたのは絶賛と驚きの数々。ジョルジニオ・ルターは「見ろよ、見ろよ、見ろよ！　タッチが！」と映像を見て未だに大興奮。「彼だけが出来ることだと思う。僕はできない」と脱帽したのに続き、ヒンシェルウッドも「馬鹿げたゴールだ。信じられないよ。あまりにも凄い」と、改めて感嘆の声を上げた。

　他にも、ウェルベックが「良い景色で見ていたよ。その瞬間僕は、『ワオ、これはすげえや。冗談だろ』って感じさ」と言えば、フェルトマンも「トラップが非現実的だ。それから中に切れ込んで……信じられないよ」と仰天。およそ3か月前の得点シーンだが、大きな衝撃を与えたことを物語っているようだった。

　このゴールはすでに、英衛星放送「BBC」の年間最優秀ゴールに選出。「ESPN」「The Athletic」「スカイ・スポーツ」といった海外大手メディアでも年間ベストゴールに選ばれるなど、高い評価を受けている。