ドジャース戦

　米大リーグ・メッツの千賀滉大投手は25日（日本時間26日）、本拠地ドジャース戦に先発登板。大谷翔平に18号先頭打者アーチを打たれるも、その後は好投。6回途中5安打1失点で、チームは3-1で勝利。千賀に今季5勝目がついた。この試合中、グラブを交換するようにアンパイアに命じられるシーンも。異例といえるこの場面について、メッツのカルロス・メンドーサ監督が説明している。

　この試合、千賀は白みがかったグレーと、パープルのグラブで登板。この日はシティコネクトユニホームで、メッツ選手はアンダーシャツがパープル、ユニホームはグレーを着用していた。しかし、初回の投球を終えると審判から声をかけられた。グラブを交換するように命じられたようで、2回からは黒のグラブに変わっていた。

　このシーンについて、カルロス・メンドーサ監督が試合を中継した米スポーツ専門局「ESPN」の試合中インタビューで説明。「グラブの色だ。あのグラブは薄いグレーだったのだけど、薄いグレーや白は使ってはいけないと言われた。そういう事だったよ」と語った。

　色味が問題視されたものの、グラブを変えた2回からの投球に問題はなし。千賀はドジャース打線を相手に6回途中、101球を投げて5安打1失点。防御率1.46でリーグトップとなり、今季5勝目もマークしている。