メッツ戦、千賀滉大と日本人対決

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は25日（日本時間26日）、敵地メッツ戦に「1番・DH」で先発出場。千賀滉大投手との日本人対決で、初回にいきなり18号先頭打者アーチをかっ飛ばした。全米中継された注目の一戦。目撃したメッツ番記者も驚きの言葉を残している。

　シティフィールドのファンがどよめいた。初回の第1打席。大谷は千賀の2球目を強振すると、凄まじい打球が右翼上段席へ一直線。打った瞬間それと分かる、18号先制弾になった。打球速度108.2マイル（約174.1キロ）、飛距離は411フィート（約125.3メートル）の豪快弾だ。

　メッツ番記者も思わず、驚きの言葉を残している。MLB公式のメッツ番アンソニー・ディコモ記者は「ショウヘイ・オオタニがたった今、目覚めたぞ。コウダイ・センガを相手にレーザービームのような先頭打者弾を放った。皆さん、こんばんは」とXに記した。

　試合開始からたった2球目で挨拶代わりの一撃。大谷にとっては19日のダイヤモンドバックス戦以来、5試合ぶりの一撃だ。メッツにしてみれば、何よりも怖い“お目覚め”でもあった。