ドジャース戦で球場混乱「今まで見たことがない」 原因はタッチアップの判定…米記者も困惑
米大リーグ・ドジャースは23日(日本時間24日)、敵地でメッツと対戦した。3回には、ベッツの飛球で守備選手が交錯。二塁走者のコンフォートのタッチアップが早かったのではないかと検証されたものの、セーフの判定は覆らなかった。

ドジャースVSメッツ
米大リーグ・ドジャースは23日(日本時間24日)、敵地でメッツと対戦した。3回には、ベッツの飛球で守備選手が交錯。二塁走者のコンフォートのタッチアップが早かったのではないかと検証されたものの、セーフの判定は覆らなかった。
0-0の3回1死一、二塁。ベッツが右中間へ飛球を放ち、打球を追ったメッツの中堅テイラーと右翼ソトが交錯。白球が一瞬グラブを弾いたが、落下する前にテイラーが素手でキャッチ。二塁走者コンフォートは、ボールがグラブを弾いた段階でタッチアップし三塁に進塁。一塁走者の大谷も二塁でセーフになった。
ここで、メッツはコンフォートのタッチアップが早かったのではないかとチャレンジ。しかし、検証の結果判定は覆らず。審判は、「最初にグラブで捕球した時点でタッチアップは成立している」とアナウンス。状況が把握しきれず混乱した様子だった客席からは、大ブーイングが起きていた。
X上では米記者も次々と反応。米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のドジャース番ファビアン・アルダヤ記者は「今まで見たことがない」とポツリ。米カリフォルニア州地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のドジャース番ビル・プランケット記者も「今日、全員が学んだ。捕球を完了させた瞬間ではなく、ボールが野手のグラブに当たった瞬間、走者はタッチアップしていいのだ」と伝えていた。
試合は、直後に雨脚が強まり中断した。
(THE ANSWER編集部)