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大谷翔平が挑む“104年ぶり”の快記録 1番で積み重ねるルース以来の数字…希少な「400&100」にも挑戦権

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手はここまで48試合に出場し17本塁打。シーズン162試合に換算すると、自己最多の55本塁打となるペースで打ちまくっている。昨年史上初の「50本塁打&50盗塁」を記録したところから、さらに打撃成績を向上させるのは至難のワザ。米放送局「CBSスポーツ」は、このままいけば104年ぶりとなる記録が誕生すると指摘している。

ドジャースの大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャースの大谷翔平【写真:荒川祐史】

「50-50」の昨季からさらに成績向上、米放送局が驚き

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手はここまで48試合に出場し17本塁打。シーズン162試合に換算すると、自己最多の55本塁打となるペースで打ちまくっている。昨年史上初の「50本塁打&50盗塁」を記録したところから、さらに打撃成績を向上させるのは至難のワザ。米放送局「CBSスポーツ」は、このままいけば104年ぶりとなる記録が誕生すると指摘している。

 大谷はここまで打率.304、17本塁打、31打点、11盗塁。OPSも1.053に達する。同局は「ドジャースのスーパースター、ショウヘイ・オオタニの打撃は、2024年のMVPシーズンからどのようにして進化を遂げたのか」と題して、昨年の成績と比較する記事を掲載した。

「オオタニは本塁打と塁打において2024年の数字をわずかに上回り、四球と得点も大幅に増加する見込みだ」として、このままのペースで行くと今季は55本塁打、412塁打、100四球、36盗塁、169得点を記録すると紹介した。盗塁以外は、昨年比でプラスとなる成績だ。

 特に驚くべきは得点で「169得点という記録は、現代で2番目に高い数字となる。1900年以降で上回るのは、ベーブ・ルースが1921年に記録した177得点のみだ」として、近代大リーグ成立以降、ルース以来104年ぶりの記録に挑戦できるペースだと指摘した。

 また、希少価値が高い記録として「400塁打&100四球」にも到達の可能性があると紹介。「オオタニはまた、彼のキャリア史上初めての100四球ペースだ。同一シーズンに400塁打と100四球以上を達成する史上9人目の選手、統合してからは5人目の選手となる見込みだ」としている。近年では2001年のバリー・ボンズ(ジャイアンツ)とサミー・ソーサ(カブス)、ルイス・ゴンザレス(ダイヤモンドバックス)が達成したのが最後という快記録だ。

(THE ANSWER編集部)



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