大谷翔平、韓国からの挑戦者に見せた「礼節」と「温かさ」 独特スタイルが話題…繋がった「10」の上積み
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は、21日(日本時間22日)までに17本塁打。自身最多となる55本ペースで打ちまくっている。同日までの本拠地9連戦で、新たな得点パターンとして注目されたのが、今季新加入したキム・ヘソン内野手との「9、1番コンビ」だ。大谷がルーキーに示した韓国式の敬意の示し方も注目されるなど、いい関係を築いているようだ。

打点増のカギは9番打者に…キム・ヘソンとの名コンビに注目
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は、21日(日本時間22日)までに17本塁打。自身最多となる55本ペースで打ちまくっている。同日までの本拠地9連戦で、新たな得点パターンとして注目されたのが、今季新加入したキム・ヘソン内野手との「9、1番コンビ」だ。大谷がルーキーに示した韓国式の敬意の示し方も注目されるなど、いい関係を築いているようだ。
大谷は14日(日本時間15日)のアスレチックス戦に「1番・DH」で先発し、初回に今季3本目の先頭打者弾となる13号ソロを放った。さらに「9番・二塁」のキム・ヘソンは5回に右中間へメジャー第1号。ダイヤモンドを一周すると、次打者の大谷がホーム付近で“謎のポーズ”を作り待っていた。大谷は右手首に左手を添え、小さなハイファイブで祝福した。
この場面、韓国メディア「マイデイリー」が「やっぱり大谷」「キム・ヘソンと韓国式の礼節でセレモニーをする温かさを見せた」と、敬意の示し方に注目して報じた。試合後キム・ヘソンは「リスペクトという意味で、韓国のスタイルです。野球でもよく使います。韓国では握手をするとき、逆側の手を添える文化があるんです」と説明した。
同学年の山本由伸投手とキム・ヘソンは仲が良く、このポーズについても話していたのが大谷に伝わったのだという。翌15日(同16日)に、大谷が1試合2本塁打した際には逆にキム・ヘソンが出迎え、定番となりつつある。
キム・ヘソンのこの9連戦中の成績は7試合に出場して15打数7安打の.467。さらに5得点を挙げている。今季、異常ともいえるほど打点が少なかった大谷が、この期間は試合数を超える10打点を挙げたのとも密接に関連している。トミー・エドマンやテオスカー・ヘルナンデスが怪我から復帰しても、メジャーに生き残ったキム・ヘソン。9連戦の終盤には安打が止まってしまったが、再び大谷との名コンビで活躍なるか。
(THE ANSWER編集部)