大谷の打席中にあわやの事態「全員散り散りだ」 警備員あたふた…米実況席「私は責めません」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手の打席で、あわやの光景が話題になった。「1番・DH」で出場した21日(日本時間22日)の本拠地ダイヤモンドバックス戦の終盤、警備員が慌てふためく事態が発生。米実況席は「全員が散り散りになりました」「私は責めません」とまさかのシーンを伝えていた。

ダイヤモンドバックス戦の一コマ
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手の打席で、あわやの光景が話題になった。「1番・DH」で出場した21日(日本時間22日)の本拠地ダイヤモンドバックス戦の終盤、警備員が慌てふためく事態が発生。米実況席は「全員が散り散りになりました」「私は責めません」とまさかのシーンを伝えていた。
一瞬たりとも気は抜けない。ドジャースが逆転に成功し、3-1とリードして迎えた8回。1死走者なしで第4打席に入った大谷は左腕ビークスの3球目を強引に引っ張った。弾丸ライナーが一塁側スタンドに飛び、ファウルに。打球の先、フェンス内外には黒い服を着たセキュリティーたちがいたが、慌てふためいて回避行動。その後、持ち場に戻っていた。
試合を中継していたダイヤモンドバックス向け放送局「DバックスTV」の実況席からは思わず笑い声が漏れた。実況のスティーブン・バーシオーム氏は「全員が散り散りになりました。セキュリティー全員がのんびりしていましたが、打球が全員を散らばらせました」と話し、解説のボブ・ブレンリー氏も「1人は逃げようとして壁を乗り越えそうだったね」と大慌ての様子を伝えた。
バーシオーム氏は「私は彼を責めません。打球速度は114マイル(約183.4キロ)でした。114マイルがうなりを上げて飛んできたのですから」と擁護。球場内の安全を守る男たちのあたふたぶりにも納得の様子だった。
(THE ANSWER編集部)