国内女子ゴルフで「球を見ないで打つ」驚きの芸当からバーディー奪取 通算7勝の解説もビックリ
女子ゴルフの国内ツアー・ブリヂストンレディスは22日、愛知・中京GC石野C(6642ヤード、パー72)で開幕した。ツアー2勝の堀琴音(ダイセル)は3バーディー、2ボギーの71でホールアウト。41位で初日を終えた。9番では、ボールを見ないで打つ“ノールックパット”を見事に沈め、解説を唸らせている。

ブリヂストンレディス
女子ゴルフの国内ツアー・ブリヂストンレディスは22日、愛知・中京GC石野C(6642ヤード、パー72)で開幕した。ツアー2勝の堀琴音(ダイセル)は3バーディー、2ボギーの71でホールアウト。41位で初日を終えた。9番では、ボールを見ないで打つ“ノールックパット”を見事に沈め、解説を唸らせている。
見事な一打だった。9番パー5。3打でグリーン上、ピンから約10メートルほどにつけた堀は、フックラインを読み切ると、ボールを見ないで打つ“ノールックパット”を見事に沈めて、バーディーを奪った。これには「U-NEXT」の中継で解説をつとめた飯島茜氏も「長い距離も見ないで打つんですね」と驚きの声をあげている。
日本女子プロゴルフ協会の公式Xは「イメージ重視? 堀琴音のパッティングをよく見てみると……」として同場面を動画で投稿した。
2007年に国内メジャー、日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯を制するなどツアー通算7勝を誇る飯島氏は、実況から「それ(ノールック)で決めてきました」と水を向けられると、「イメージ重視ですよね。ボールを見なくても、そこに構えていれば後は自分でラインを作るっていう」と、堀の“妙技”を解説。賛辞を送った。
昨季前半、パッティングに悩んでいた堀は長尺パターを導入。その後、インパクトの瞬間はカップの方向を見るばかりで、ボールを見ない特徴的なパットにいきついた。「やると、ストロークを気にしなくて済むので」と、堀自身が理由を語る独特のパット法は、当時ファンの間で注目され、海外インフルエンサーが取り上げるなど話題を呼んでいた。
(THE ANSWER編集部)