投壊ドジャースへ、1回投げただけの山本由伸に「感謝すべき」 笑えない理由を米指摘「その時も、今夜もヨシノブだ」
米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は20日(日本時間21日)、本拠地ダイヤモンドバックス戦に今季10度目の先発登板。3回までパーフェクトの好投を見せている。ドジャースは投手陣が最近4試合で32失点。この日、山本が初回を抑えただけで、米国の記者からは「感謝しなければならない」と指摘された。

本拠地ダイヤモンドバックス戦
米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は20日(日本時間21日)、本拠地ダイヤモンドバックス戦に今季10度目の先発登板。3回までパーフェクトの好投を見せている。ドジャースは投手陣が最近4試合で32失点。この日、山本が初回を抑えただけで、米国の記者からは「感謝しなければならない」と指摘された。
山本は初回先頭のキャロルを中飛に抑えると、後続も右飛、遊ゴロで3者凡退に抑えた。米放送局「NBCスポーツ」のマイケル・J・デュアルテ記者は自身のXで「ドジャースはここ6試合で初めて、1回を無失点に抑えた。これはヨシノブ・ヤマモトに感謝すべきことだ。皮肉なことに、彼は5月14日にLAがアスレチックスに対して、1回に無得点だったときもマウンドに立っていた」と投稿した。
確かにドジャースは最近初回に失点を重ねており、1回を無失点で終えたのは山本の前回登板のアスレチックス戦まで遡る。グラスノー、スネル、佐々木ら先発陣に負傷者が続出しており、投壊気味のチームでは山本の投球が光った。
球団公式ブログ「ドジャース・インサイダー」のXでも「ドジャースが1回を無失点に抑えたのは、先週水曜日以来初めてだ。その時はヨシノブ・ヤマモトだった、そして今夜もヨシノブ・ヤマモトだ」と笑えない情報が紹介されていた。
チームは今季ワーストの4連敗中。試合前の会見でロバーツ監督は、山本について「彼は我々のエースだ。過去2登板はあまりうまくいかなかったが、彼は明らかにシーズンで素晴らしい先発登板を見せている。こういう夜こそエースが(連敗の)ストッパーとして活躍し、長いイニング投げることが求められる」と期待を口にしていた。
(THE ANSWER編集部)