故障者続出のド軍にグッドニュース「ようやく痛みが…」 273億円左腕「本当に嬉しい」順調さアピール
左肩の炎症で負傷者リスト(IL)入りしている米大リーグ・ドジャースのブレイク・スネル投手が、地元ラジオ局のインタビューに回答。「ようやく痛みがなくなってきた」と順調なリハビリを報告している。

地元ラジオ局のインタビューに回答
左肩の炎症で負傷者リスト(IL)入りしている米大リーグ・ドジャースのブレイク・スネル投手が、地元ラジオ局のインタビューに回答。「ようやく痛みがなくなってきた」と順調なリハビリを報告している。
過去に2度のサイ・ヤング賞に輝いた左腕は昨オフ、5年総額1億8200万ドル(約273億円=契約当時)でジャイアンツから加入。先発ローテの一角として期待されたが、開幕から2試合登板後の4月3日(同4日)に左肩痛により15日間のIL入り。一時はブルペン入りを予定するまで回復したものの、再び悪化させて5月17日(同18日)には60日間のILに移行していた。
このほどコナー・マクギネス(投手コーチ補佐)とのキャッチボールを再開したスネルは、米カリフォルニア州の地元ラジオ局「AM 570 LAスポーツ」に出演。デビッド・バッセ氏からの「キャッチボールはどうだった?」という質問に回答している。
「とても助けになった。タイミングの取り方などもアドバイスしてくれた。小さな問題が起きないようにゆっくりと調整している。自分の身体を信じて、速度の面では無理せず自然に投げて動作をつなげるようにと言ってくれた。いい感触だったね」
続けて「ようやく痛みがなくなってきた。キャッチボールをする時も痛みを感じず投げられるようになった。日本遠征の時以来かもしれない。痛みなくキャッチボールできることは本当に嬉しい」と、順調な回復ぶりを口にした。
3月の東京での開幕シリーズから痛みを感じていたというスネルは、「痛みがあると本当に最悪だよ。その時は気づかなくて、僕たちはいつも痛みと向き合っているからそのうち痛みが消えるだろうと思ってしまうんだ」と、異変を“放置”していたことを明かした。
「開幕前に投げるのをやめるべきだったのかもしれないけど、絶対投げたいと思っていたから(投げたことで)もっと悪化させてしまったかもしれない。そのことから学んだよ。ドジャースに加入したばかりだったから自分の実力を見せたいと思って少しやりすぎてしまった。いい勉強になったよ」
現在ドジャースでは、スネルに加えてタイラー・グラスノー、佐々木朗希ら先発投手陣が次々と離脱中。その穴を埋めた中継ぎ陣にも負傷者が続出している。順調に快方へと向かう大物左腕の現状は、チームにとって朗報と言えそうだ。
(THE ANSWER編集部)