大谷翔平に「赤ちゃん大丈夫?」と突然質問 日本語を操る懐かし名手の気遣い「この調子でね」
米大リーグ・ドジャースは16日(日本時間17日)、本拠地エンゼルス戦に2-6で敗れた。大谷翔平投手は「1番・DH」で3打数2安打1打点。今季初となる3試合連発の中越え16号ソロを叩き込んだ。試合前には日本で4年間プレーしたルイス・クルーズ氏と交流。ドジャース戦のスペイン語ラジオ中継で解説を務める41歳の名手は、流暢な日本語で大谷に言葉を掛けていた。

本拠地エンゼルス戦
米大リーグ・ドジャースは16日(日本時間17日)、本拠地エンゼルス戦に2-6で敗れた。大谷翔平投手は「1番・DH」で3打数2安打1打点。今季初となる3試合連発の中越え16号ソロを叩き込んだ。試合前には日本で4年間プレーしたルイス・クルーズ氏と交流。ドジャース戦のスペイン語ラジオ中継で解説を務める41歳の名手は、流暢な日本語で大谷に言葉を掛けていた。
大谷は試合前、かつての同僚やスタッフらと満面の笑みで旧交を温めた。2023年まで6年間在籍した古巣エンゼルスとの3連戦初戦。打撃ケージの後ろでは、今季エンゼルスに加入したケンリー・ジャンセン投手とハグをした。在籍期間は重なっていないが、球宴でチームをともにした仲だ。ここに合流したのがクルーズ氏。2人と順番に握手と抱擁を交わした。
輪が解けた後にクルーズ氏を直撃取材すると、「元気ですか?」と慣れた日本語で記者に挨拶。「今もニホンゴ勉強中なんだ」。本塁打を量産中の大谷にも「赤ちゃん大丈夫?」と日本語で突然問いかけたという。4月18日に第1子となる長女誕生を報告した“新米パパ”に気遣い。「彼は『大丈夫』と言っていたよ。僕は『この調子でね。おめでとう!』と伝えた」と会話の中身を明かした。
日本球界を沸かせ、ファンにとって懐かしい存在でもあるクルーズ氏は「4年間日本にいた時、彼とは対戦相手だった。でも、2015年にロッ テにいた時にオールスターで一緒だったね」と嬉しそうに回顧。今季からドジャース戦のスペイン語ラジオ中継で解説を務めているため、今後も大谷や山本由伸、佐々木朗希らとの交流が見られそうだ。
(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)